2009年12月31日木曜日

グアム旅行

12/25夜から12/29朝までのグアム旅行の記録。ちなみに義妹(マイミクjunjr)の家族含めて全8人という大所帯で行った。

12/25夜の飛行機で出発。グアム到着は夜中の2時ごろ。眠い...

12/26朝からダイビング。
1本目クレバス。ブルーホールにならぶグアムでは有名ポイントらしいが、いまいちおもしろくない。透明度は20m以上?で良かったが。最後の方にでかいウミガメを2匹が収穫。



2本目バラクーダロック。エントリポイント前にスヌーピ-の形の岩がある。こちらの方が地形はおもしろかった。群れや小物もいてまぁ満足。

午後は、娘をホテルのプールで遊ばせる。初プールで楽しそうだった。

12/27 は、奥さんがダイビングだったので、娘や義妹の家族と海中展望台+イルカウォッチングツアーへ。岸から300m沖合いにある水深10mほどの施設で海の中 が見れる。結構いろんな魚がいるので、子供たちは大喜び。


イルカウォッチングは、かなりの数の野生イルカをボートから見ることができた。


午後は、いわゆる大規模スーパーのKマートへ。お土産などを買う。

12/28は、ツアーに付いている無料の島内半日観光。前日の海中展望台にまた行った後、戦争時に使ったアプガン砦、聖母マリア大聖堂、ヨハネ・パウロ2世の像、恋人岬などを巡って、マイクロネシアンモールで解散。


マ イクロネシアンモールで、BIRKENSTOCKのサンダルなどを購入(サンダルがグアムで壊れた)。夜はちょっと寝て、深夜2時くらいにホテルを出発。 12/29の朝6時半に成田に到着という強行軍で帰宅。

もうちょっとマシな時間の飛行機に乗りたかった...
娘は、初めての海外旅行をどう感じたんだろう。

2009年読書総括

今年の読書総括をしてみよう。1年間で52冊、ちょうど週1冊ペース。情報処理試験の勉強をしていた時期は本を読んでいなかったので、まあまあでしょう。

52冊の内訳
  • IT技術系 15冊
  • IT読み物 7冊
  • 仕事術 4冊
  • 小説 12冊
  • 音楽 3冊
  • サッカー 2冊
  • その他 9冊
IT系が多いのは相変わらずだが、小説が去年より増加。といっても、指輪物語が10冊なのだが。去年の読書総括では、IT系は減らさず、小説や新書を増やしたいと書いたが、まさにその通りになった1年だった。

さて、来年はどんな本を読もうか。

2009年12月30日水曜日

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

監督:西谷弘
キャスト:福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、松雪泰子、堤真一

2008年

ちょうど一年前原作を読んで非常におもしろかったので、映画も見てみたいと思っていたところだったので期待して見てみた。トリックの部分などほぼ原作通りで、原作に忠実に映画化された感じ。ドラマのガリレオは見ていなかったが、ドラマ版や映画では柴咲コウの役が追加になっている。これは、ドラマや映画ではヒロインというか女性メインキャストが欲しかったから追加したのだと思う。追加されていても、話のあらすじには影響しないようにうまく組み込まれているのではないかと思う。

松雪泰子、堤真一の配役はどうかと思っていたが、松雪泰子の演技は良かった。原作のイメージそのままという感じが出ていた。堤真一は雰囲気は出ていたが、ちょっとイメージが違うな。確か原作では柔道をやっていて巨漢だったと思うが、映画ではそのようなイメージがなかった(映画では山登りをやっている設定)。

とは言え、良い出来の映画で、日本映画はあまり見ないが、これは見る価値あるんじゃないかな。

2009年12月23日水曜日

Twitter関連ツール

Twitterを始めたので、いくつか関連ツールを使い始めた。そのまとめ。

  • Twitter クライアント:HootSuite(いわゆるTwitterクライアントでブラウザから使える)
  • ブログパーツ:Twitter公式ブログパーツ(自分のつぶやきをブログのサイドバーに載せることができる)
  • バッジ:Twignature(自分のTwitterアカウントが書いてあるバッジ)
  • ブログをTwitterに投稿:Twitter Feed(ブログに投稿した内容を自動でTwitterにもPOST)
  • 読書記録:読んだ4!(@yonda4に対して書名をつぶやくと読書記録ができる)
まだ、やっていないけど、あとはモバイルからTwitterを使えるようにすればOKかな。プロはもっといろいろ使っているんだろうけどやり始めなので、そんなに手を広げなくてもいいでしょ。HootSuiteはまだ使いこなせていないので、もうちょっと勉強が必要だ。

2009年12月22日火曜日

Twitter革命

Twitter革命

神田 敏晶 著

ソフトバンククリエイティブ


小飼弾さんの書評ブログ「404 Blog Not Found」でTwitter本の第一選択として紹介されていたので、読んでみた。これね

そもそも、Twitterをやったことがない身としては、140文字でつぶやいて何が楽しいが分からなかった。本書を読んでみて、自分のつぶやきが一斉にフォロワーに届いたり、自分がフォローしている人のつぶやきがリアルタイムに流れてくることにより、巨大なメディアのような働きがあることを知った。もちろん、多くの人をフォローして、多くのフォロワーがいないと影響力は微々たるものだと思うが...

本書は、Twitterの機能、基本的な使い方から、メディアとしてTwitterやビジネスでどう使うかなど、まさに私のような140文字でつぶやくことは知っていても、何が楽しいのか?、どんな良いことがあるのか?と言った疑問に答えてくれる本である。

通常のブログをRSSで購読するような一方通行ではなく、だと言ってmixiのような強いつながりがあるわけでもなく、良い距離感を作り出しているサービスだと思う。著者はこの距離感を「ゆるい」という言葉で表現している。このゆるさとオープンなAPIでTwitterは爆発的にユーザ数を伸ばしているのだろう。ユーザ数は増えていって、巨額の資金調達もしているらしいが、収入源はなんなのだろうか?今後はこの巨大メディアがビジネスを作り出せるかが課題となるに違いない。

ということで、本書を読んでいる途中から、Twitterのアカウントを取得した(@seaslug5150)。まだ、20人ほどをフォローするだけで、つぶやいていないが、どんな使い方をするかはゆっくり考えるとしよう。

2009年12月20日日曜日

エンタープライズRails

エンタープライズ Rails ―企業ユーザのためのWebアプリケーション設計術

Dan Chak 著
高井 直人 監修、笹井 崇司 訳

オライリージャパン

前に読んだRuby on Rails入門がまさしくRailsの紹介から使い方などの入門書に対して、この本はエンタープライズなアプリケーションをどのように設計して構築すればよいかが書かれている。タイトルには「Rails」が入っているが、これはサンプルがRailsで書かれているだけで、どの言語でも適用できる話が多い。一部において、Rails特有の設計やサンプルとなっているのはしょうがない。

内容は、DB、SOA(XML-RPC、REST)、キャッシュなどの設計について、リファクタリングしながら少しずつ拡張していく過程を解説とサンプルで紹介している。ほとんどすべてのサンプルについて、Railsのユニットテスト、インテグレーションテストのコードも書かれているので、より実践的になっている。タイトル通り常にエンタープライズ(企業向け、もしくは大規模サイト向け)を想定して書かれているため、RESTの例でもちょっとしたサンプルを示してどんなものかを紹介するのではなく、順を追ってエンタープライズ向けのアプリケーションを書くための説明になっているのがすばらしい。ただし、サンプルコードが長すぎて分かりにくかったり、私のようなRails初心者(Rubyも初心者)が完全に理解するには難しい部分もある。

エンタープライズ領域の開発をするのに一番重要なことは、「最初」からエンタープライズシステムだということを意識して、データの完全性やパフォーマンス、スケーリングを考えて設計することが肝要だ。途中からエンタープライズに適用することは難しい(無理?)だと思った方が良いだろう。趣味でRailsを使っている人でなく、仕事でRailsを使っている人、特に大規模システム開発をやろうとしている人はぜひ読むべきだと思う。

2009年12月19日土曜日

CasualGigs2009 Tsurumi

CasualGigs2009 Tsurumi というタイトルのライブに行ってきた。というのも、会社の先輩、正確には私の奥さんの上司が出演するので、行かざろう得ない行ってみた。家から歩いて10分のライブハウスだったし。

で、5バンド出演したらしいが、最初の3バンドだけ聞いた。

・最初のバンド
これが、会社の人のバンドで、JPOPをアコースティックでしっとり。曲は聞いたことあるが、タイトルや歌手が全然出てこない。はっきり分かったのは「涙そうそう」だけ...

・2番目のバンド
ジャズ、フュージョン系のバンドで、キャンディ・ダルファーをメインでやっているらしい。メンバ皆さんうまい人で、結構盛り上がった。

3番目のバンド
クラプトンやジミ・ヘンなどのやや古めのロック。こちらも盛り上がった。

今日は、うちの会社関係者がほとんどいなかった。出演した会社の人は、普段は今日とは違うバンドをやっているのだが、そっちのバンドでのライブでは結構会社関係者も多いんだけど、今日は場所が悪かったか?

大音量でノリノリの曲を聞いたものだから、昨日の余韻が薄れていく~。

村治佳織Portraitsリリース記念コンサート

昨日は村治佳織ちゃんのアルバム「Portraits」リリース記念コンサートに恵比寿ガーデンホールまで行ってきた。

●セットリスト
・戦場のメリー・クリスマス(坂本龍一/佐藤弘和編曲)
・タンゴ・アン・スカイ(ディアンス)
・ティアーズ・イン・ヘヴン(クラプトン&ジェニングス作詞・曲/佐藤弘和編曲)
・ジョンゴ(ベリナティ)
・エナジー・フロー(坂本龍一/佐藤弘和編曲)
《ギターのための12の歌》より (武満徹編曲)
 ・星の世界(コンヴァース)
 ・インターナショナル(ドゥジェイテル)
 ・失われた恋(コスマ)
 ・シークレット・ラヴ(フェイン)
 ・サマータイム(ガーシュウィン)
(休憩)
《ウェスト・サイド・ストーリー》組曲より(バーンスタイン/モレル編曲)
 ・アイ・フィール・プリティ
 ・マリア
 ・アメリカ
・夜想曲 第2番 変ホ長調 作品9の2(ショパン)
・一億の祈り~映画『火垂るの墓』実写版より(谷川公子/渡辺香津美編曲)
・トロイメライ(シューマン/タレガ編曲)
・愛のワルツ(ノイマン)
・イントロダクション~サンバースト(ヨーク)
・イン・マイ・ライフ(レノン&マッカートニー作詞・曲/セルシェル編曲)
(アンコール)
・ホワイト・クリスマス

アルバムリリース記念ということで、収録曲を全曲、しかも収録順に演奏するという珍しい試み。ステージは、ヨーロッパ風の街灯にベンチ、落ち葉といったセット(ノルウェーをイメージしているらしい)。普段はこんなことはしないそうだが、 今回は特別らしい。照明の演出も凝ってたね。

前半は、黒っぽい服で、膝くらいの丈のスカートで登場。その長さのスカートで足台に足を乗せるのは危ういのでは?と思うのはおじさんだからでしょうか。後半は、白いロングドレス風の服で前半と全く違う印象。

さて、曲はどれもよかったけれど、ジョンゴ、サンバーストが特に良かった。トロイメライ演奏中に地震があった。「あれ?」って顔していたけど、何の問題もなく弾いたのはさすが。

休憩時間に中学生か小学生が5人くらいいて(もちろん母親といっしょ)、「ガキンチョのくせに生意気な」と思っていたら、1人のおじさんが近寄って話をしていた。ちゃんとは確認できなかったけど、そのおじさんは村治パパのように見えた。ということは、ガキンチョは村治パパの生徒さんか。なるほど、村治パパの 生徒になると村治パパの最高傑作を生で聞くことができるのね(きっと優先的に)。うらやましい限りですな~。

満足できる内容で、ちょっと早いけど、良いクリスマスプレゼントになりました。




(写真は、恵比寿ガーデンプレイス内で撮ったもの)

2009年12月10日木曜日

Ruby on Rails入門

Ruby on Rails入門―優しいRailsの育て方

西 和則 著

秀和システム


遅まきながらRubyとRuby on Railsを勉強しようと思って会社で借りた本。Ruby on Rails入門と言いながら、オブジェクト指向からRubyの説明まで少ないながらもあって、一見良い本だと思いきや、最初のRubyの説明などが分かりにくい。C/C++、Perl、Javaなどを知っている自分は、なんとか理解できたが、Rubyが始めてのプログラミング言語の人はここで挫折するんじゃないかと思ってしまった。Railsの部分も含めて、例(サンプルコード)が分かりにくいような気がする。また、誤記もいくつか散見されていて、初心者には悩みが増える要素だと思う。Railsのフレームワークの機能やプラグインの紹介だけでなく、Ajax対応、テストファーストな開発、セキュリティ、Railsのコミュニティへの参加まで盛りだくさんの内容だけにちょっともったいない。

さ て、本を読んでみてのRailsの印象だが、CoC(Convention over Configuration=設定より規約)とかDRY(Don't Repeat Yourself=繰り返しは避けよう)といった2つの思想が非常に色濃く実装に反映されているということが分かった。コードを書く側に立ってみるとコード量を減らして、簡潔な書き方ができるので、皆に使われる理由がよくわかる。Ajax関連など最新の実装技術にも追従しているし、かゆいところに手が届くような機能のラインナップはすばらしい。一方、既存のコードを見る側に立ってみると、いろんなところでこの2つの思想が使われているので、いきなりコードを見たときにちゃんと理解できるか心配。
経験と慣れでどうにかなるんだろうが、ちょっと勉強しただけではついて行けない可能性をはらんでいると思う。まぁ、全般的に見て、使いたいと思わせるフレームワークであることには間違いない。今回は、時間がないので、実際に自分で試しながら読んだわけではないので、Webなどで復習しないとすぐ忘れそう...

【参考】たぶん、すごく有用だと思う
「点スイッチ有限会社」の南木さんがまとめたプラグインのリスト
http://blog.netswitch.jp/articles/tag/rails_plugin

2009年12月9日水曜日

ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと

ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと

Richard Monson-Haefel 編集
鈴木 雄介 監修
長尾 高弘 訳

オライリージャパン

タイトル通りソフトウェアアーキテクトが知っておくべきことを1つ2ページずつ97編収録してある。日本語版は、日本人アーキテクトによる11編の追加されている。

この本は、何人かのアーキテクトが寄稿する形式のため、体系的に書かれているわけではないが、それぞれすばらしいことが書かれている。

まとめるとソフトウェアアーキテクトとは、以下のような能力が必要だと思われる
  • ビジネス側とデベロッパー側の橋渡し(両方を言葉を理解し、話せなければならない)
  • アーキテクチャーの決定
  • パターン、フレームワーク、ライブラリ、ツール、ミドルウェアの選定や適用
  • デベロッパーに尊敬される存在
  • 非機能要件のテスト
  • ビジネスユーザとの交渉
  • (やっぱり)コミュニケーション能力
自分の目標は、ソフトウェアアーキテクトなので、この本に書かれていることは勉強になったし、自分の足りないスキル、どんなスキルを身につけなければならないかなどが、分かったつもり。

以下は、共感できる、勉強になった、エントリのタイトル。全部で100編以上もあると、3編とか5編とかでは収まらないので、こんな数になってしまった。

--------
#03 最大の問題は、たぶん技術的なことではない
#04 まずコミュニケーション、そのための明快さとリーダーシップ
#06 要求仕様の本当の意味を探れ
#07 立ち上がろう!
#08 すべてのものは、かならずエラーを起こす
#09 それは交渉だということに気付け
#10 定量化を求めよ!
#13 パフォーマンスの検討に早過ぎるということはない
#19 アーキテクトは手を汚さなければならない
#20 継続的にインテグレーションを実行せよ
#22 アーキテクチャーではトレードオフは避けられない
#35 大きなスコープは敵
#38 摩天楼はスケーラブルではない
#40 パフォーマンスがまず大事
#42 デザインパターンに習熟せよ
#51 デベロッパーに力を
#52 理由を書き留めよ
#55 パターンの病理学
#56 たとえ話の使いすぎに注意
#66 解決策が1つしかない場合には、セカンドオピニオンを求めよ
#71 「よいアイデア」を避けよ
#75 設計するならコーディングできなければならない
#92 新しい言語を学べ

日本版
#02 ビジネス・アーキテクトを目指せ
#10 受動的アーキテクトと能動的アーキテクト
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2009年12月7日月曜日

S.W.A.T.

S.W.A.T.

監督: クラーク・ジョンソン
キャスト: サミュエル・ジャクソン、コリン・ファレル、ミシェル・ロドリゲス

2003年



前にも見たと思うがサミュエル・ジャクソンとミシェル・ロドリゲスが出演していた以外まったく覚えがなかったので、新鮮な気分で見ることができた。いわゆるSWATの活躍を描いた作品。

まぁ、出来はいたって普通。SWATの活躍を描くと犯人が立て篭もっているところに突入したり、銃撃戦で制圧することを想像しがちだが、本作の場合メインのストーリーは超重要囚人の護送と逃げられた後の奪還であり、ちょっと予想と違うかもしれない(作品冒頭に銀行立て篭もり犯への突入と制圧があるが...)。

中盤に、SWATになるための訓練シーンやSWAT採用試験(?)のシーンがあり、日夜こうゆうことをやっているのねというのが、よくわかる(現実に即しているかは未確認)。

それにしても、超重要囚人(大物マフィア)がテレビのインタビューに向かって「オレを逃がしてくれた奴には1億ドル払う」と言って、ロス中の悪い奴が逃がそうといろんなことをやるシーンがあるが、ホントかウソかわからない状態で厳しい護衛に立ち向かう奴がいるかね? そもそも、そんなメッセージをテレビ局も流さないでしょう。映画なんで、そんなこと言っちゃおしまいなんだが...

2009年11月30日月曜日

誕生日

今日11/30は、3X回目の誕生日。奥さんにiPod nano 16GB (PRODUCT)REDをもらいました。ありがとう。この色、赤というよりはワインレッドっぽいね。ちなみに(PRODUCT)REDとは、売上の一部が「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付されるようだ。

今まではSonyのミュージックプレーヤーを使っていたので、iTunesは初めて。ミュージックライブラリとか、Podcastとか、探しものをするときのインターフェースが慣れないので使いにくい。みんなこれで満足なのかなぁ?

通勤の行きは、電車が混んでて本が読めないので、Podcastで英語でも勉強しようかと思っている。おすすめがあれば教えてもらいたい。

おまけ:11/30生まれの有名人(いろんな意味でクセのある人が多い?)
宮崎あおい(1985年)女優
秋篠宮文仁親王(1965年)皇族(天皇陛下の次男)
ゲーリー・リネカー(1960年)
土井たか子(1928年)政治家
林家三平[初代](1925年)落語家

2009年11月21日土曜日

Google Chrome OS

今年の7月ごろ「Google Chrome OSって何だ?」というエントリを投稿したが、ついにGoogle Chrome OSのプレスイベントが行われた。

いくつかのニュース記事を見たところ、先のエントリで私が書いた
OSとしてみた場合、LinuxベースでUIをブラウザにしてしまい、データはクラウドに置くというコンセプトになるだろう。
のとおりの構成になるようだ。いくつかの特徴を以下にあげる。

・起動が非常に早い(5秒くらいかな)
・Webブラウザ(Google Chrome)しか動かず、デスクトップアプリケーションは動作できない
・セキュリティが高い
・Googleのアカウントでログインするため、どのPCからでも同じ環境で作業できる

製品としては、来年の今ごろを予定しているらしく、ハードは当初の話のとおりネットブックとなるらしい。しかも、どのハードにもインストールできるわけではなく、特定のハード向けとなるもよう。たぶん、今ごろは一生懸命デバイスドライバを書いていることでしょう(?)

さて、どの程度Chrome OS搭載PCは売れるんだろうか?個人のPCが全部このタイプに置き換わることはないと思うが、一部のマニア的な人たちは一斉に買う気がするな。

参考(いろんな情報がまとまっているので、便利)
URL:http://webos-goodies.jp/archives/chrome_os_reports.html

2009年11月17日火曜日

村上式シンプル仕事術

村上式シンプル仕事術―厳しい時代を生き抜く14の原理原則

村上 憲郎 著

ダイヤモンド社


グーグル日本法人の元社長で現名誉会長の村上憲郎さんのシンプルシリーズ(勝手に命名)の第二弾。第一弾(MyBlog/Amazon)は英語学習だったが、今度は仕事術。前作も良かった(実際に実践したらTOEICで得点アップできた)ので、この本も期待して読んだ。

ま ず、世の中一般に出回っている仕事術の本とは全く違うアプローチなのに驚く。普通の仕事術の本は、こうやったら効率が良くなりますよ、人よりデキル人にな りますよ、ということが書いてある。しかし、この本には「仕事をするにあたっての原理原則」=「ビジネスパーソンとして最低限知っておいて欲しい」ことと して、会社の仕組み、財務や簿記くらいまでは良いが、さらにキリスト教や仏教、アメリカ史、経済学を知る(勉強する)必要があると言っている。

さすがに宗教の話は関係ないと思われるかもしれないが、読んでみるとなるほどと思わせることがあり、キリスト教は勉強してみようという気になった(仏教はそうでもないが...)。

い ろいろ興味深いことが書かれているが、1点紹介する。この本はいたるところに本の紹介がされているが、経済学の勉強するにあたっては、グレゴリー・マン キューの「マンキュー経済学 ミクロ編」「マンキュー経済学 マクロ編」が紹介されている。この2冊は、「読んでほしい」ではなく「読まなければダメ」だそうで、読んでみようと考えている。

と は言え、最後の章「理系諸君へ」には、理系のビジネスパーソンは常に勉強しているので、新たな勉強をする必要はないと言っている。う~ん、苦手な経済学の 本を読もうと考えた直後にこれだと読む気なくすなぁ~。その代わりか理系人間には、量子力学の本を読むことを薦めている。う~ん、これも若干苦手な分野 だ。どうしたものか...

仕事の種類や年齢などに関わらず、社会人は(学生さんも)読んでみることをオススメする。

2009年11月15日日曜日

ナイト・オブ・ザ・スカイ

ナイト・オブ・ザ・スカイ

監督: ジェラール・ピレス
キャスト: ブノワ・マジメル、クロヴィス・コルニアック、ジェラルディン・ペラス

2005年



聞いたことないタイトルの映画だったが、ドッグファイトがおもしろそうだったので、見てみた(テレ朝の日曜洋画劇場ね)。

途中まではたいしておもしろみのないストーリーだと思っていたが、ラスト30~40分でおもしろい展開になってきたので、家で軽く見るのには良い映画かもし れない。で、なんと言っても、ドッグファイトのシーンや戦闘機でのショーのシーンは圧巻。映像はCGじゃなくて、実際のミラージュ2000(フランスの戦闘機)を飛ばして撮影してるそうで、なかなか見れるものじゃないと思う(フランス空軍全面協力だと思う)。

フランスの映画なので、知ってる俳優さんが全くいなかったが、主役のブノア・マジメルはそれなりに有名な人らしい。あと、アリス・タグリオーニという女優さんが超美人だった。

2009年11月8日日曜日

VMWare+Ubuntu(2)ネットワーク設定変更とシステムアップデート

VMWare+Ubuntu の2回目。

1. ネットワーク設定変更について。

VMWareのネットワーク設定は、3つある。
  • ブリッジ
  • NAT
  • ホストオンリー
先日のインストール時はNATでやってみたが、よくよく考えるとUbuntu上にApacheでWebサーバ立てて別のPCからアクセスしたり、別のPCからリモートでログインしたりするので、NATでは都合が悪いことが判明。ということで、ブリッジの設定に変更する。

Ubuntu.vmxのethernet0.connectionType = "nat"としていた行を
    ethernet0.connectionType = "bridged"
に変更するだけ。固定IPを振る場合は、Ubuntu側にもIPアドレスを設定する必要があるが、我が家の場合はDHCPなので何もしなくてもOK。

2. システムのアップデートについて

インストールした直後から「Updateしなさい」というメッセージが起動後に必ずでるので、実行してみる。
  1. アップデート・マネージャを起動
  2. 「アップデートをインストール」をクリック
  3. パスワードを求められるので、入力
  4. 約400のアップデートをダウンロード後、インストール(数が多いだけに時間がかかる)
いくつか入らない(ダウンロード先のURLが見つからない)ようだが、とりあえず放っておくか。

次回こそは必要なソフトやツールのインストール/設定を行う予定。

2009年11月5日木曜日

ITコンサルタントのための要件開発入門

ITコンサルタントのための要件開発入門

工藤 浩志 著

技術評論社


ソフトウェアの要求を要件にするにはどのようにするか、どこに注意すればよいかについて書かれている本。著者 は、ITコンサルタントとしてIBMで活動した後、豆蔵に移籍したバリバリのコンサルタント。だからか、紙面にも図表が多く、いかにもコンサルタントが書 いたと思わせる作りになっている。

本書では要求から要件に仕上げる方法を「要件開発」と呼んでいて、要件開発を以下のように言っている。
従来のように、要求はあたえられるものではありません。(中略)目に見えない要求を引き出し、要件として整合性が取れた仕様へと開発する行為、それが要件開発なのです。
しかし、これは簡単ではない。要求元は多く、目的が曖昧、顧客は時間がない、合意形成が難しいなどがあり、要件開発者は「リーダー」「ファシリテーター」「要件定義者」を兼ねなければならない。

本 書では、この難しい要件開発をうまくできるようにするネタやコツを紹介している。いろいろな要素が出てくるがすべてと言っていいほど、3つポイントや要因 など「3」で説明されている点が特徴的だ。最初は3つなので覚えやすいと感じたが、3つ固まりがたくさんでてくるので、途中から分けわからなくなってき た。せっかく、全体を通して3にこだわっているのにちょっと残念。

最後の方に実 践!要件開発「思考法」というくくりの3章があるが、このあたりに具体的な例を使って説明してもらえると分かりやすいと思った。もちろん、この本だけで ITコンサルタントや要件開発ができる人材になれるとは思っていないが、終始さわりの説明だけのように感じた。もう1歩突っ込んでもらいたかった。

2009年11月3日火曜日

VMWare+Ubuntu(1)インストール

自宅でLinuxでも動かして、いろいろ勉強でもしてみようかと思い、UbuntuをWindows VistaのPC(DELL製)にインストールしてみた。いろいろ勉強と言っても、Solarisだったがシステム管理者もやったことがあるので、 Linuxも普通につかえるのだが。最近の技術にちょっと疎くなりつつあり、自分でも危機感があるので本とかWebで勉強してはいるけれど、実際に触った ほうが良いと思ってのことだ。

今考えているのは、RubyとRuby on RailsでWebアプリ作成、TracとかRedmineといったPJ管理ツールの使い勝手の確認、Gitでバージョン管理といったところ。

Linuxのインストールと言ってもいろいろやり方があるが、今ならVMWareでしょと思い、作業開始。

1.ダウンロード
・VMWare Player 2.5.2
 http://www.vmware.com/jp/products/player/からダウンロード。名前やメールアドレスの入力のほか、いくつかのアンケートに答える。

・Ubuntu 8.04 LTS VMWare仮想マシン本体
 http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/vmwareからダウンロード。

2.VMWareのインストール
・VMWarer Playerのインストール
 特に難しくもなく普通にインストールして、再起動

3.Ubuntu.vmxの設定
・メモリ
 メモリを2GB積んでいるので、半分の1024に設定する
 memsize = "1024"
・ネットワーク
 ネットワークの設定をNATにする
 ethernet0.connectionType = "nat"

4.Ubuntuの起動
・設定ファイルUbuntu.vmxをダブルクリックして起動
 -VMwareのライセンス確認
 -VMware Playerのウィンドウ中でBIOS起動後,Ubuntu Linuxが起動する(FSCKは走るので起動に時間がかかる)
 -「言語の選択」で「日本語」を選択し「進む」をクリック
 -「時間帯の設定」で「Tokyo」を選択し「進む」をクリック
 -「キーボードレイアウト」で「Japan」を選択し「進む」をクリック
 -自分のユーザ情報を入力して「進む」をクリック (以下は入力例)
  ----
  あなたの名前は何ですか? → 名前を入力
  ログインに使いたい名前は何ですか? → ユーザ名を入力
  パスワード → パスワードを入力
  ----
 -システム設定が終了し,ログイン画面が現れる (仮想マシンの再起動過程で,VMware Playerのエラーメッセージが表示されるが, 無視してOKをクリック)
先ほど設定した,ユーザ名とパスワードを入力してログイン

と、なんて簡単なんでしょう。10年以上前にDebianをノートPCにインストールしたときは、パーティション切り直したり、ブートローダーの設定したり、Xの設定したりして、やっと使えるようになった記憶があるが、今はほとんど何もせずに使える状態になる。

さて、適当に中身を見てみる。Firefoxは入っているが、シェルはcsh系が入っていないし、ApacheもRubyも入っていない。今日のところは時間がないので、後入れツールの整備は、次回にしよう。

参考サイト:
VMWare PlayerでUbuntu Linux
WapBoxのVMWare Player+Ubuntu 8.04インストール

2009年10月31日土曜日

のだめオーケストラコンサート最終楽章

東京国際フォーラムで行われたのだめオーケストラコンサート最終楽章に行ってきた。娘を東京国際フォーラム近くの保育所に一時保育をお願いして。初めて親と離れて知らない人に預けたので、良い子にしていられるか心配だったが、結果的には全然平気で3時間ほど他の子と遊んでいたらしい。

指揮:梅田俊明
演奏:のだめオーケストラ
司会:軽部真一(フジテレビアナウンサー)

曲目
・ベートーベン:交響曲第7番 第一楽章、第四楽章
・ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー(ピアニカバージョン)
 ピアニカ:沼光絵理佳、多久潤一朗
・ブラームス:交響曲第1番 第四楽章
-休憩-
・ラヴェル:ボレロ
・J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番 第一楽章
 ピアノ:中野翔太
・チャイコフスキー:序曲「1812年」
-アンコール-
ドヴォルザーク:チェコ組曲「ポルカ」

チャイコフスキーの「1812年」以外は、原作で出てくる曲で良かったのだが、映画の予告編の上映とか軽部さんの話が余計。純粋に曲を聴きたかったので...
あと、交響曲や協奏曲は、一部しか演奏されなかったのが残念。どれか1つでも全楽章聴きたかったね。

途中、スペシャルゲストとして、のだめに出てくるターニャ役のベッキーが登場。映画の裏話なんかをしてくれました。他の回のスペシャルゲストは、玉木宏だったり、上野樹里だったり、山田優だったり、なだぎ武だったりしたもよう。



写真は、休憩時間に愛想を振りまいていたマングース。

2009年10月30日金曜日

次世代マーケティングプラットフォーム

次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの

湯川 鶴章 著

ソフトバンククリエイティブ


テクノロジーによって、広告やマーケティングがどのように変わっていくかについて書かれている本。広告やマーケティングについて、基礎知識があまりないので、内容がちゃんと理解できていないようなできているような...

SaaSやクラウドといった今が旬のテクノロジーがこの分野でも幅を利かせてきているのは他の分野と変わらない。ここでもGoogleが牽引しているが、それだけではなくいろんな企業が新たなビジネスを展開していることを知った。

お もしろいと思ったのは、リアルとネットの融合として紹介されているデジタルサイネージ(看板)。デジタルサイネージとは、街頭や店舗にあるポスター、案内 表示、看板を、紙ではなく薄型ディスプレイに置き換えられたものだ。ネットワークに接続されているので、サーバ側で広告コンテンツの切替が自由自在で、看 板の取替えやポスターの張替えの必要もないし、リアルタイムで年齢や性別を識別することもできるシステムもあるらしい。サイネージを見ている人のセグメン トが分かれば、それに最適の広告を流すことができ、効果的だ。このデジタルサイネージ、見かけた記憶がないなぁ~。まだ日本ではあまり使われていないの か?

そして、タイトルにもある次世代はどうなるかという話だが、私の頭ではまとめさえちゃんと書ける状態ではない。気が向いたらもう1度読むとするか。

2009年10月25日日曜日

クラウド・コンピューティング仕事術

クラウド・コンピューティング仕事術

西田 宗千佳 著

朝日新聞出版


西田宋千佳さん著のクラウド・コンピューティング(MyBlog/Amazon)の続編で、クラウドの概念ではなくクラウドを使った仕事術の紹介となっている。

紹介されているものは、Gメール、スマートフォン(iPhone、アンドロイド、ブラックベリー)、通常の携帯電話、Google Docs、Google Apps、Googleカレンダー、Google Desktop、Picasa、Evernote、バックアップサービスがいくつか。まぁ、ほとんどがGoogleのサービスだったりするが、それだけ Googleがクラウドで先端を行っているということか。

特に、Gメール、スマートフォン、携帯電話あたりは詳細に説明されているが、知っている人も多いだろうし、紙面を割き過ぎと感じられる(少なくとも私には)。

この本には、クラウドサービスが企業で使えない場合があることについて、このように書いている。
最も単純な解決策は、Gメールを「個人の情報とメールの管理」にのみ利用することだ。(中略)。しかし、これはあまりにも後ろ向きの解決方法である。せっかく仕事を効率化できるシステムがあるのに利用しないのはもったいない。
さらにこの後、GメールやGoogle Appsのコストや管理の話があり、こう続いている。
こ の本をお読みのあなたが経営者または社内システムの決定にたずさわる立場であるならば、メールシステムの更新は、十分に検討に値する課題と言える。(中 略)。もしあなたが経営者ではなく「Gメールを仕事に使いたい一社員」であるならば、こういった点を武器として、社内に対する稟議書・提案書を提出しては いかがだろうか?
これは非常に分かる話で、このように考えられる経営者の元で働きたいと思うが、会社の規模が大きくなると非常に難しいところがあるだろう。うちの会社の社長もGoogle Appsには興味があるようだが、グループ全体としては、GメールもGoogle Docsも会社からは接続できないような規制が入っているので、試すこともできないんだろうな。ちなみにいくら提案書を出しても企業グループとして実現することは全くなさそうだ。

最後の方では、クラウド・コンピューティング仕事術を実践したときの費用の変化(結局大きく変わらない人が多いのだと思う)とクラウドのリスクについて、書かれている。

クラウドのリスクは、以下の3つがある。
  • 流出
  • 消失
  • 切断
消失はクラウドだけでなく、ローカルPCなどにデータを残しておけば回避できるし、切断はローカルアプリケーションやGearsを利用することでこれも回避 できる。ちゃんと考えなければならないのは流出で、本書ではいくつかの流出のパターンとその対策について書かれている。しかし、どれも難しいものではな く、「パスワードを付箋に書いてディスプレイに貼らない」などごく当たり前の話である。

結論としては、「クラウドだから」といって、難しく考える必要は全くなく、今までと同じように自分が使いやすいように使っていけば良いのではないかと思う。

2009年10月24日土曜日

エアフォース・ワン

エアフォース・ワン

監督: ウォルフガング・ペーターソン
キャスト: ハリソン・フォード、ゲイリー・オールドマン、グレン・クローズ

1997年



アメリカ大統領専用機「エアフォース・ワン」がテロリストにハイジャックされるが、それに大統領が立ち向かうお話。大統領役のハリソン・フォードは相変わらず無敵だ。普通、大統領がテロリスト数人に1人で立ち向かわないでしょう。あと、空港に着陸しようとして、そのまま離陸するシーンがあるが、できるかな?

この映画のクルーは、実際のエアフォース・ワンを取材して製作したらしい。映画のシーンにあったこんな機能(装置)も実際の機体にもあるのだろうか?
  • 空中給油
  • 後ろからロックオンされていても、チャフ(煙幕みたいなもの)を噴出して、ミサイルを回避
  • 脱出ポッド

ちなみにエアフォース・ワンとは、空軍の航空機に大統領が搭乗したときのコールサイン。何でも大統領が乗ればエアフォース・ワンとなるので、映画のラストシーンは正しい解釈なわけ。副大統領の場合、エアフォース・ツーというコールサインになるらしい。

別の軍が運用する機体に搭乗すると、以下のようにコールサインは変わる。
  • 海兵隊機:マリーン・ワン(通常ヘリコプター)
  • 陸軍機:アーミー・ワン(以前は海兵隊とヘリコプターを共同運用していた)
  • 海軍:ネイビー・ワン(今まで1例のみ;対潜哨戒機)
  • 沿岸警備隊:コーストガード・ワン(事例なし)
  • 民間機:エグゼクティブ・ワン(通常、大統領は民間機には乗らないが、乗った場合)

ということで、勉強になりました。

2009年10月19日月曜日

情報処理試験(システムアーキテクト)

昨日は、1日かけて情報処理の試験(システムアーキテクト)を受けた。場所は、赤羽と東十条の間にある成立学園という高校(遠い)。試験の出来というと、自分の感覚では、午前はⅠ、ⅡともにOKで、午後は ちょっとまずいって感じか。特に午後Ⅰは完全に問題を選択ミスした。これで午後Ⅰで落ちたら悔やまれるな。

で、 午前は既に回答が情報処理技術者試験のホームページで公開されているので、早速自己採点。午前Ⅰは9割方正解。午前Ⅱはぎりぎり6割を超えたところ。なの で、午前は通過。午後はどんなかなぁ~。ちなみに、午後Ⅱの論文であんなに多くの字を手書きするなんて久しぶりだったので、終わったら手が痛くなっ た...

ところで、会場だった成立学園は、サッカーが盛んな高校のようだ。校舎に は「サッカーU-18日本代表XXX」とは「YYYリーグ優勝」なんて垂れ幕がかかっていた。入ってすぐの壁には、Jリーグなどのサッカーのユニフォーム がいくつか展示されていて、何人かのJリーガーの写真があった(全員卒業生)。まぁ、知っていたのはガンバの山口だけだったけど。

久しぶりに高校に潜入したわけだが、最近の高校はエアコンがあったり、人工芝の校庭があったり、すごいですな。

2009年10月17日土曜日

モルディブの「海中閣議」続報

10/7のエントリで紹介したモルディブの「海中閣議」の続報。

10/7は訓練中だったが、10/17に実際に閣議が行われたもよう。

モルディブ政府が「海中閣議」実行、温室効果ガスの削減訴える(CNN.co.jp)
海底にはテーブルが備え付けられ、大統領らは身振り手振りで相互の意思を確認、請願書に署名、採択した。軍兵士数十人が周辺を警護した。
兵隊さんもご苦労様です。

楽園の危機を救って! モルディブで世界初の水中閣議(sankei.jp)
スキューバダイビングの装備をした大統領や閣僚らが水深約4メートルまで潜り、各国に二酸化炭素(CO2)排出削減などを求める請願書に署名した。
これが世界中のどこまでアピールできたか疑問。しかし、Webのニュースになっているのだからそれなりの露出はあるな。テレビはあまり見ていないのでわからないが、テレビのニュースになるともっと効果があるのでは?

2009年10月14日水曜日

グリムスにリスがやってきた

8/31にエントリした「グリムスの樹」で「特定のキーワードをブログに書くと動物がやってくるらしいけど、まだ一度も来ていない。」と書いたが、先日初めて来た。



リス。かわいい。どのキーワードで引っかかったのか不明だが...

2009年10月13日火曜日

Prototype 1000

数日前にIDEA*IDEAで知ったサイトがおもしろい。

グッズのアイディア提案サイト

いわゆるデザイナーさんがいろんなアイディアを提案し続けるサイトで、1000個くらい発表することを目標にしているらしい。現在53個なので、1000個 までの道のりはまだ長いががんばってもらいたい。IDEA*IDEAにも書いてあったが、RSSフィードがあると便利だなぁ~。

目を引いたのは・・・

001 箱封筒[封筒]
立体のダンボールのように見せかけて、実は平面の封筒


005 水たまり[コースター]
底から水がこぼれているように見えるコースター


022 螺髪(らほつ)[お茶碗]
大仏様の顔が印刷されているお茶碗。てんこ盛りにご飯を入れると、大仏様の髪の毛(螺髪)のように見える


031 ゼリー充電器[携帯充電器]
ウィダーインゼリーのような充電器。「エネルギー補給している感」がある


041 清掃員[携帯クリーナー]
ビルの外壁の清掃員をモチーフにした携帯クリーナー


2009年10月12日月曜日

Trac入門

Trac入門 ――ソフトウェア開発・プロジェクト管理活用ガイド

菅野 裕、今田 忠博、近藤 正裕、杉本 琢磨 著

技術評論者


PJ管理ツールとして有名なTracの入門書。自分のまわりでも使っている人はいて、遅ればせながら勉強しようと考えてみた。本の大きさ、厚さは普通な感じだが、それに反して簡単に読めてしまった。

Tracは、PJ管理ツールの中でも、問題(課題)管理、バグ管理が得意な領域のツールで、以下のような機能がある。
  • チケットを使った問題管理、バグ管理、タスク管理
  • Wiki
  • バージョン管理システムとの連携(Subversionを想定)
  • メールやRSSでの通知機能
  • ロードマップ(マイルストーン)機能
  • タイムライン(イベント一覧)
  • スケジュール管理(アドオンで可能)
この本によるとTracで扱えるPJ管理の領域は、問題管理とスケジュール管理のすべてと、コミュニケーション管理、構成管理、変更管理、リスク管理の一部となっている。品質管理と設備・環境管理は対象ではない。

最 も重要なチケットに関する部分とSubversionとの連携にページを割いており、まさに最初に読む本と言う位置づけ。さらに、Tracでこんなことを したいというのをTips、リファレンス、PJに導入するときの心得が紹介してあり、いろいろなタイプのPJにも適用できるように配慮されているのが良 かった。

とはいえ、ツールを導入さえすればPJ管理がうまく行くわけではないこと に注意しなければならないだろう。Tracに限らずツールを使うときのルールや決まりごとをPJごとに設定してみんなで実践しないと意味がないと思う。結 局、このあたりをどうリードしていくかによってそのPJの成否がきまっているんだと思う。

近いうちにやろうと考えていること
  • 家のPCにVMWare PlayerでUbuntuを入れる予定なので、Tracを試してみよう
  • 個人的にはGitとどこまで連携できるか興味がある
  • 似たツールであるRedmineと比較したい

2009年10月11日日曜日

007/カジノ・ロワイヤル

007/カジノ・ロワイヤル

監督: マーティン・キャンベル
キャスト: ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン

2006年


先週に引き続き、007。今回は、第21作で、ダニエル・クレイグの第1作目。今作は、賛否両論いろいろあったようだが、個人的には「らしくない」かなぁ~。

例えば、こんなことが思いつく
  • Qやマニーペニーがいない
  • Qがいないからか、特殊な武器や装置がほとんどない
  • ボンドカーも普通(特殊装置ほとんどなし)
  • 作品冒頭のアクションがない
  • エンディングの雰囲気が違う(事件解決後長いと思ったらもう1事件あった)
  • ボンドが金髪
  • 肉体的なアクションが多い
  • ボンドガールが死亡する
マンネリが売りだった映画なんだから、キャストが変わっても同じようにやって欲しかった。007じゃない映画であれば最高におもしろい映画だと思うが、007としてはどうかと思う。

とはいえ、映画見ても気がつかなかったけどこれは続きものになっているらしいので、次回作も是非見たいね。

2009年10月10日土曜日

ポートレイツ

ポートレイツ(限定盤)(DVD付)

村治佳織(ギター)

ユニバーサル





村治佳織さんの新譜。ショパンのノクターン、バーンスタインのアメリカ、武満徹編曲の12の歌などなかなかよろしい。ビートルズとクラプトンが好きな身としては、イン・マイ・ライフとかティアーズ・イン・ヘブンもよかった。日経トレンディネットのコラムによるとギター1本での「戦場のメリークリスマス」は世界初らしい。

ギター器楽曲のアルバムとしては、最近では一番良いできじゃないかと思う。

が、コンチェルトメインのViva Rodrigoやplays BACHは別にすると、移籍前の方が良かった気がする。もっと、バリバリのクラシックを聞いてみたいし、こんなにヒットを狙ってポピュラー路線じゃなくても売れると思うぞ。

Google Chrome 一周年記念パーティ

朝、台風のせいでひどい目にあったが、昼からはあの風雨はなんだったの?って感じの良い天気に。そんな昨日の夜、Google Chrome 一周年記念パーティに行ってきた。

1月のOut of Beta Partyには行けなかったので、非常に楽しみにしていた。

場所は、外苑前のスタジアムプレイス青山。


大きな地図で見る

少し遅れて到着。どうやら、乾杯は終わっていた模様。ワインを飲みながら、てきとうに食べ物をつまむ。当たり前だが、お顔を知っているグーグルの方が何名かいらっしゃった。

プレゼンが開始。内容はこんな感じ
  • グーグルのソフトウェアエンジニア 坊野さんのWindows7でのChromeの新機能紹介
  • YAMAHAのTENORI-ONの紹介
  • アートワークの話
  • アスキー総合研究所 遠藤諭所長のブラウザの話


YAMAHAのTENORI-ONってすごいね。あんな簡単に曲が作れちゃうなんて。後でおもしろい話をいろりろ聞けた。
  • いろんな大きさを作ってみたけど、この16x16が黄金率。やっぱり音楽は4の倍数じゃないと...
  • 16x16だと外周が60になるので、1秒ごとに1つずつ点灯する時計も作った
  • TENORI-ONで作曲し、その曲に合わせて歌をうたう人がイギリスで大ブレイク。TENORI-ONアーティストとして、YouTubeでも人気だとか
  • 値段は12万1千円。本体はアルミニウム合金で、YAMAHAの良い音源が入っているので高くなっている
12万1千円は高いけど、インターフェースを簡単にしたシーケンサーなんだから、このくらいの値段はしてもおかしくないか。

と、こんな話をしているうちにじゃんけん大会が始まる。出遅れたために参加できず。最後にグーグルのエンジニアリングマネージャ及川さんの話で終了。

戦利品は、Google Chromeについて書かれたコミック2冊。2冊目は日本オリジナルで先の及川さんも含めたGoogle Japanのスタッフがでている。あとは、初音ミク関連のストラップ。

その他、(私の中の)有名人は、Exaの安藤幸央さんがいらっしゃった。

なかなかおもしろかったけど、いろいろな人との交流があまりできなかったのが残念。次の機会ではもっと交流したい。

参考: インターネットウォッチの記事


2009年10月7日水曜日

モルディブの「海中閣議」

2003年ごろにリフレッシュ休暇でモルディブに行ったことがある。海の青がすごくキレイで魚影も濃い上にホテル(モルディブではリゾート言うが)のスタッフもフレンドリーでチャンスがあればまた行きたいと思っている。

そんなモルディブ関連のニュース
モルディブが「海中閣議」を開催へ、海面上昇の危険性訴える」(CNN.co.jp)

これによるとモルディブでは、
地球温暖化による海面上昇の危険性を国際社会に訴え、早急な解決策を求めるため10月17日に「海中」で閣議を開くことを発表した

閣僚14人がスキューバダイビングの器具を付け、6メートルまで潜り、閣議に臨む。このためダイビングの訓練を受ける予定。ナシード大統領はダイビングのライセンスを保持している。


「海中閣議」への訓練で、水中で「茶会」を開くモルディブの閣僚









CNN が取り上げるんだから、それなりに世界に配信されて多くの人がモルディブの危機を知る良い機会になるだろうね。言いだしっぺは、絶対にCカード持っている 大統領だな。閣僚の中には、変なこと考えるなよ、と思っている人もいるかもしれないが、この写真見る限り楽しんでるみたいだね。実際の閣議の写真も見たい。

このニュース記事の最後にこんな文章が...
ナシード大統領は昨年、水没を懸念し、同国全体を別の地に移転させる案にも言及している。オーストラリアが保有する無人島などが有力候補地として取りざたされている。
国が移転するってことになったら、歴史上初の出来事なんじゃないか。本当に移転するようなことにならないで欲しいと願うばかりだ。

2009年10月6日火曜日

沖縄・慶良間で「半減」規制

沖縄慶良間(ケラマ)諸島の座間味島でダイビングサービスをやっている小野さんブログで規制が入ることを知った。

ダイバーからサンゴ守れ…沖縄・慶良間で「半減」規制(YOMIURI ONLINE)

この記事によると、来年4月からダイバーが渡嘉敷村全体では1日550人、座間味村では1日700人に限定されるそうだ。繁忙期は、各ダイビングサービスで客の取り合いになって困ることがおきそうだ。

この規制の理由は、ダイバーが急増したことにより誤ってサンゴ礁を傷つけたり、ダイビング船からの汚水排出が日常化してサンゴを食い荒らすオニヒトデの大量発生や海水温の上昇による白化現象で大きな被害が出たからのようだ。
オニヒトデの大量発生や海水温の上昇は大きな問題だが、この原因がダイビング船からの汚水排出なのだろうか?因果関係があるのか分かっていないと思うのだが、この施策でサンゴを守れるかちょっと疑問。

そ れに、ケラマステイではなく、沖縄本島からやってくるダイビングサービスに対しては規制がないように見える。大きなアンカーでサンゴをぶっ壊しているのは 本島から来るサービスと聞いたことがあるので、このあたりもちゃと考えてもらいたい(ちなみに、ケラマのサービスは大きな船じゃないので、アンカーも小さ い)。

2009年10月5日月曜日

007/トゥモロー・ネバー・ダイ

007/トゥモロー・ネバー・ダイ

監督: ロジャー・スポティスウッド
キャスト: ピアース・ブロスナン、ジョナサン・プライス、ミシェル・ヨー、テリー・ハッチャー

1997年



007第18作で、ピアース・プロスナンの第2作をテレビで見る。メディア王がステルス艦で南シナ海の中国軍とイギリス軍の両方に攻撃し、お互いが攻撃されたように仕組んで世界大戦を勃発させようと試みるが、ボンドが阻止するというお話。

相変わらず、現実離れしたアクションで不死身な上に、女好きなのもいつも通り。ちなみにボンドガールは、ミシェル・ヨーとテリー・ハッチャー(「デスパレートな妻たち」で有名)。他の作品に比べてやや小粒かな?

ボ ンドカーは、BMW750iL。携帯電話で遠隔操作できたり、マキビシ落とし、パンクの自動修理、ボンネットのエンブレムにワイヤーカッター、ミサイル搭載など特殊装置が満載。ホテルの駐車場でミサイルぶっ放すのはどうかと思うが...。あと、ホテルの駐車場でカーチェイスの末、屋上から隣のビルへ車だけ ダイブした先は、レンタカーで有名なAVISなのがちょっと笑える。

ジョナサン・プライス演じる悪役のメディア王エリオット・カーヴァーは、服装とか、プレゼンのやり方とか、アップルのスティーブ・ジョブズっぽく見えたのは私だけか?

いつものセリフも健在
  • 自己紹介のときに「ボンド、ジェームズ・ボンド」
  • 飲み物を聞かれて「(ステアせずに)シェイクしたウォッカ・マティーニ」(今回はテリー・ハッチャーのセリフだった)
来週は、ダニエル・クレイグの007を放送するらしい。これも見なきゃ。

2009年10月1日木曜日

桃太郎電鉄SETOUCHI

iアプリ版の桃太郎電鉄。今まで、JAPAN、WORLD、KANTO、TOHOKU、CHUBU、KYUSHUとやったが、CHUBUとKYUSHUがおもしろかった。

で、最近SETOUCHIという中国・四国地方のバージョンがリリース。早速プレイしてみる。20年プレイを1回やった感想。
  • 動きがもっさりしている
  • マップが広そう(なので動きが悪いのか?)
  • カードは運行系があたる可能性高そう
  • ボンビーは高額なカードや贋物のカードを買ってくるのが多そう
  • キングボンビーの新しい技(?)は、物件を買ってくれるがサイコロの目の10倍の金額
  • 行き止まりにある駅が多い
  • 迂回路が少なそう
  • 決算払いカードはうまく使えば効果大
宮本武蔵を独占すると助っ人宮本武蔵が振るサイコロの数を1~5個選択させてくれる。これは使える。事実上、運行系カードが不要になる。

KANTO(たぶん)に出てきた平賀源内がSETOUCHIにも登場。地味に良い(ブッケンゼンブーはまだ誰も買っていない町を半額で独占できる、アシドメールは3ヶ月間動けなくする)。

坂本竜馬がKYUSHUに続きいたのも良いね(坂本竜馬は、他のプレイヤーの物件を自分の物件にしてくれる)

早い時期に宮本武蔵が取れたので楽だったが、そうじゃなかったらちょっとストレス溜まりそう。

2009年9月30日水曜日

ハムナプトラ2/黄金のピラミッド

ハムナプトラ2/黄金のピラミッド(原題: The Mummy Returns)

監督: スティーブン・ソマーズ
キャスト: ブレンダン・フレーザー、レイチェル・ワイズ

2001年



最近は、情報処理試験の勉強をしていて本が読めないのに加えて、月末というか上期末なのでいろいろと仕事が忙しいので、ストレス溜まりまくり。 ということで、何度も見ているが日曜日にテレビでハムナプトラ2/黄金のピラミッドをやっていたので見た。テーマは 「レイチェル・ワイズを見て、癒される」だ。

エジプトの歴史や神話はよく知らないので、完全にフィクション(作り話)なのかある程度史実や神話に基づいているのか分かっていないのだが、どうなんだろうか? アヌビスは神話に出てくるのは知っているが、スコーピオン・キングとかイムホテップとかはどうなんだろう。エジプトについてもちゃんと勉強したらおもしろいんだろうな。

セクシー衣装も含めてレイチェルを久しぶりに見れたので、充電できた。

レイチェルの代表作([]内は原題)
ラブコメからサスペンス、アクション、社会派まで、オールマイティに演技できる女優さんなので、次回作も期待。ハムナプトラ3に出演しないのはちょっと残念だけど。

2009年9月12日土曜日

日経コンピュータ2009年9月2日号

本屋をブラブラしていたらGoogle特集ってことで思わず買ってしまった。いわゆる特集記事だけでなく、クローズアップやインタビューなど通常記事もGoogleを扱っていた。まさしく、1冊丸ごとGoogle特集。その中で1コンテンツだけ紹介。

「グーグルは”異形”のメーカー ここが違う、10個のポイント」

従来のコンピューティング(左)とGoogleコンピューティング(右)の10の違い
  1. 水平分業-自前主義
  2. 線形的データ増加-情報爆発
  3. スケールアップ-スケールアウト
  4. 単体プロセッサの性能向上-メニーコア
  5. ハードウェアベースの耐障害対策-ソフトウェアベースの耐障害対策
  6. 手続き型言語-関数型言語
  7. ACID-エラー忘却型コンピューティング
  8. RDBMS-キー・バリュー型データストア
  9. トランザクション処理中心-クエリ処理中心
  10. ハードディスク-メモリ

自前主義
ソ フトウェアだけでなく、ハードウェア(PC)も自前で用意している。さらには、10Gイーサ・スイッチやデータセンターも自前。データセンターの基盤とな るソフトのGFS(Google File System)、BigTable、Chubby、MapReduce、Sawzallなどすべて自社で開発した。理由は、Googleのソフトを同じ規 模でテストできないのは不十分なため、他社での開発は不可能なため。

スケールアウト
1 台の性能を上げるスケールアップではなく、多くの台数に分散させて処理させるスケールアウトを採用。1台で収まる場合応答時間は1000万分の1秒となる が、ネットワークを介すと1万分の1秒まで性能が落ちる。どんなに性能の高いコンピュータを用意したとしてもGoogleの規模では1台で収まることはな い。必ずネットワークを介すのであれば、スケールアウトした方がコストパフォーマンスがよくなる。

ソフトウェアベースの耐障害対策
仮にMTBF(平均故障間隔)が30年の超高信頼性のハードだとしても、データセンターで見れば毎日故障が起きることになる。そうであれば、ソフトウェアで障害対策した方が安定する。

エラー忘却型コンピューティング
RDB のSQLに相当する分散処理用のインタプリタSawzall。これは、エラーが起こってもフラグを立てるだけで処理を継続することが可能。通常のインタプ リタはエラーが起こると処理を停止する。予想していたデータではない入力があった場合、無視して先に進むことでとにかく最後まで処理する仕組みで、 2004年にMITのマーティン・リナード氏が提唱。Googleは翌2005年に採用した。

キー・バリュー型データストア
GoogleのDBであるBigTableが採用。通常のRDBに比べてスケールアウトしやすい特徴がある。

クエリ処理中心
エ ラー忘却型コンピューティング、BigTableの厳密トランザクション省略などACIDとは相容れない構成。これは、Web検索やインデックス作成は、 更新はなく、読み出しを高速化するため。近年のGoogle DocumentやGMailは、書き込みの高速化も求められるため、GFSの抜本的な見直しを開始した。

メモリ
現 在のGFSは、チャンク(64Mのデータの塊)をどのサーバに保存するかを管理しているマスターサーバが数千台に1台しかないシングルマスタ構成。次期 GFSでは、マルチマスタ構成で、チャンクサイズを1M(ファイルの容量が小さく、個数が多いAPに対応可能)になる。これは、データ永続化をハードディ スクからメモリ(SSD)に変更する布石を思われる。Amazon DynamoやWindows Azureは既にSSDを採用している。

2009年9月9日水曜日

ウェブはバカと暇人のもの

ウェブはバカと暇人のもの

中川 淳一郎 著

光文社新書


ある意味タイトルが衝撃的。ウェブが「バカ」と「暇人」のもの?そんなことないよなぁ~と思いつつ、読んでみる。

本 書は最初に、ウェブの夢や希望を伝える「コンサルタント・研究者・ITジャーナリスト」とドロドロした現実を見てる「運営当事者」が出てきて、普通の本は 前者の目線で書いているが、本書は後者の目線で書いたという内容がある。これを見るとタイトルもそうだが、内容も独特なんだと感じた。自分もウェブ関連の 仕事をしている身としては前者としてありたいと思っている。

1/4くらい読んだだけで「タイトル間違ってないよ」と思わされる。これだけ、炎上やら祭りやらと言われることが起きるということは筆者の言うことも分からなくはない。ただ、ちょっとばかし、考え方が極端な気がするが...

と は言っても、流行りは今も昔も結局はテレビというのは同意できる。まぁ、私は以前に比べてここ数ヶ月大幅にテレビを見なくなった。ウェブのニュースやト ピックスを見るとやはりテレビねたが多いように思う。ウェブは生活を便利にしてはくれたが、世界を変えるまではインパクトはないということか?いや、我々 が世界を変えようとしなければならないのか?

2009年9月2日水曜日

グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業

グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業

夏野 剛 著

幻冬舎新書


NTTドコモでiモードを立ち上げた夏野さんの著書。タイトルがおもしろいので買ってしまったが、内容とタイトルは一致していていない。

本書では経営者に向けて以下のようなことを言っている。

  • リアル店舗とWeb店舗で同じことをやれ
  • Web店舗でキャンペーンや値引きをやると本業(リアル店舗)の売上が落ちるなんて考えているようじゃダメ
  • Webの時代についてこれない経営者は引退すべし

など、iモードやおサイフケータイを成功させた人の言葉は重い(ある意味当たり前なことを言ってるが...)。

上記3点はリアルとネットでの商売をしている経営者に向けた言葉だが、ネット専業の経営者に向けた言葉は少ない。まぁ、ネット専業の経営者は夏野さんに言わ れるまでもなく、分かっているでしょうね。分かっていない経営者がやっているサービスは既に見向きもされなくなっているか。

もっと具体的に、どのようにグーグルに依存して、アマゾンをどう真似ているのかがあった方がより良かったと思う。

2009年8月31日月曜日

グリムスの樹

昨日(8/30)にグリムスの樹が大人に成長した。結構時間かかったな。このキャプチャー画像保管エリアを見ると、大人の樹もいろんな種類があるのね。うちの樹はだいぶ地味ということがわかった。次はどんあ大人の樹か楽しみだ。



特定のキーワードをブログに書くと動物がやってくるらしいけど、まだ一度も来ていない。早くこないかなぁ~。

2009年8月30日日曜日

mixiひどくないか?

先週の土曜日mixiでコミュニティが急に見れなくなった。コミュニティのページに行くと、「18歳未満かフィルタリングしているので見れません」のようなメッセージが出る。当然18歳未満ではないし、携帯でなんらかのフィルタリングをかけた覚えもない。

分からないので、mixiに問合せしようとしたけど、今度は問合せフォームらしきものが見つからない。普通トップページにリンクかフォームそのものがあると思うが、簡単に見つけられないってどうゆうことよ。

で、ヘルプを適当に見ていたら、「モバイルで画像表示しないにしている場合は、表示にして下さい」みたいな内容の文章が。確かに自分は携帯で画像表示しない設定にしている。試しに表示する設定に変えたところ、コミュニティが見れるようになった。

画像表示しないとフィルタリングしていると思われるとはひどくないか? 今は、パケホーダイだから良いが、そうじゃなかったらパケット節約のために画像表示しないんだから、強制的に表示されられるのは暴動が起きるぞ。それとも、こんな節約をしているのは私だけ?

まぁ、大きくは影響ないけど、自分のなかでのmixiの評価が多少落ちたぞ。

2009年8月29日土曜日

生キャラメル

今日、以前同じ会社で今は転職してしまった後輩女性がうちにやってきた。まぁ、正確にはうちの奥さんに相談したいことがあったらしい。

で、お土産として有名な花畑牧場の生キャラメルを頂いた。ちなみに通常の生キャラメルとマンゴー生キャラメルの2種類。どうやら、前日に六本木に行った時に偶然に花畑牧場のお店があったようだ。

食べてみる。おお~、すごくうまい。まず、口どけが全く違う。直前まで冷蔵していたのに、口に入れたとたん溶けていく。溶けたあとの口に残った香り良いね。すぐ売り切れになるのも分かる気がする。今まで食べたことのあるキャラメルは何だったんだ?と思いたくなるね。

じっくり味わいながら食べるとしよう。

2009年8月28日金曜日

三谷たくみおねえさん

今週は夏休みだったので、朝夕と娘につきあってNHK教育テレビの幼児番組のフルコースを堪能(?)。娘も意味がちゃんと分かって見ている訳ではないが、テレビを見ている時はおとなしくしている。でも、テレビっ子にはなって欲しくないので、最低限しか見せていない。

で、その番組の中でも私と娘のお気に入りは、「クインテット」。クラシックをうまく流しているのでこれは良い。しかも、あの人形のボウイングや運指は本物っぽいし。

あと、個人的にお気に入りは、「あかあさんといっしょ」うたのおねえさんの「三谷たくみ」おねえさん。非常にかわいい上に、歌のときの高音がすばらしい。プロフィールを見ると洗足の声楽コース卒業なので、当たり前か!

今、 番組中ほどで流れる「ぼくらのうた」は歌も良いし、映像もたくみおねえさんのプロモーションビデオか?と思うほど良いできですな。ちなみにこの「ほくらの うた」どこかで聞いたことがあるようなサウンドと思っていたら、岸谷香作詞、作曲となっていた。岸谷香って、プリプリの奥井香のことだよね。どうりで聞い たことある感じなわけだ。

ということで、これからも「たくみおねえさん」を応援します。

2009年8月25日火曜日

夏休み東伊豆旅行

今週はちょっと遅めの夏休み。ということで、2泊3日で東伊豆へ行ってきた。伊豆と言っても、今回ダイビングはなし。やはり子供が1歳ではダイビングできそうにない。

1日目。スーパービュー踊り子で伊東まで行く。伊東からバスでシャボテン公園へ。ここで娘はでかいインコやホロホロチョウを見て喜ぶ。しかし、一番喜ぶのはハト(一番見慣れているからだと思う)。その他、サル、カピバラ(これが私の目当てだ!)、ポニー、クジャクなど。 この日の宿は、伊豆高原の別荘地にあるペンション麦藁帽子。子供大歓迎の宿だけあって、食事は離乳食も用意してくれるし、赤ちゃん専用風呂もある。他のお客さんもみんな子供連れだった。料理は、フランス料理っぽいコース(久しぶりだ)。



2日目。伊豆高原から伊東に戻り、すし屋の寿々丸で食事。うまかった。卵焼きがプリンみたいな食感。この卵焼きは基本夜しかないようだ(残っていたので出してもらえた)。その後、フェリーで初島へ。泊まったところは、初島アイランドリゾートのトレーラーヴィラ。トレーラーハウス(キャンピングカー)に泊まる タイプ。料理は、生の魚介と野菜が渡されるので、トレーラーの前にあるBBQコンロで、自分で調理する。うまかったが、量が少ない...

3日目。6:30から海が見える露天風呂へ。この風呂は海水が含まれているのかしょっぱい。その後、前日の伊勢エビの殻でダシをとったスープでリゾットを作 り、もともと用意してあった食材でのホットサンドと豪華な朝食。チェックアウトぎりぎりまでゆっくりして、初島を出てフェリーで熱海へ。熱海での昼食はキ ンメの煮付け定食。やはり、伊豆は魚がうまい。ってことで、終了。



初島は、娘が小学生くらいになればもっと楽しめるな。移動が多かったが、ダイビングのない伊豆も十分楽しんだ。

2009年8月21日金曜日

アクアスタジアム

8/16(日)品川プリンスホテル内の水族館アクアスタジアムに行った。入場料は若干高めの1800円。


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1F の券売機横に屋内のメリーゴーラウンドがあったが、馬ではなくサメ、カメ、タツノオトシゴなどになっている。水族館は2F。入っていきなり真ん中をトンネ ルにした大きな水槽が登場。ここは主にサメとエイ。マンタ1枚(ダイバーはマンタを1枚、2枚と数える)、マダラトビエイ、ブラックチップシャーク、ノコ ギリエイ、カスザメ、ヒラタエイなどがいた。娘は大喜びでサメやエイを指差す。1歳でも分かるのね~。

トンネルを抜けると、小さな水槽がいくつか、いわしの大群、ペンギン、深海の魚などの水槽が並ぶ。ペンギンは、水中と地上の両方が見られるようなつくりでなかなかよろしい。

ここでアシカショーを見る。2頭のアシカが順番にショーを行い、拍手の音量で勝敗が決まるというおもしろい企画。ただし、内容はいたって普通か。

他にはサンゴの海の水槽がいくつか。ここでは、クマノミ各種、スズメダイ、ハナダイ、ハギやベラ、ツバメウオ、ハゼ、タカサゴ(グルクン)など、沖縄っぽい(当たり前か)。娘が生まれてからダイビングしていないので、目の保養になった。

最 後にもう1つショー。今度はイルカ。3種類のイルカ6頭が順番に演技するが、プールが円になっていて、均等にイルカがいるのでどの席でも同じように見るこ とができる作りになっている。1頭だけいたオキゴンドウは体が大きく、高くジャンプはできないが、豪快に水を飛ばして、観客にかけていた。自分たちは前か ら3列目だったが、ちょっとしかかからなかった。ちなみにポンチョを100円で売っている。

見 せ方など考えられており良い水族館だとは思うが、水槽の数が少なすぎる。ショーを見なければ、1時間で十分のサイズ。しかも、お昼ごろから激混みのなの で、朝早くに行くのがベスト。自分たちは9:30に入場して、メインの水中トンネルをゆっくり堪能できた。お昼ごろの水中トンネルは、壁に人が並んでいる ので、魚が良く見れない状態なので、注意!

2009年8月20日木曜日

シルケ・シュピーゲルブルグ

2日前くらいにたまたまベルリンで行われている世界陸上をテレビで見たら、女子棒高跳びをやっていた。テレビの右上には 「女子棒高跳び波乱」とか「女王に異変」の文字が表示されていた。女王とはもちろんロシアのエレーナ・イシンバエワのことだとすぐに分かったが、イシンバ エワに何かあったのかと興味があって見続ける。

しかし、テレビのイシンバエワはいつものとおりタオルをかぶって寝てるだけ。これはリラックス法なのか?それとも精神統一なのか?

この間も他の選手は、着々と跳び、一部の選手は脱落していく。そんなとき見たのが、ドイツのシルケ・シュピーゲルブルグ(Silke Spiegelburg)。すごくかわいい。是非ともがんばってもらいたい。


一 方、イシンバエワは、4.75mから登場。この高さを失敗してパス。さすが女王、強気だ。で4.80mを2回失敗してジ・エンド。記録なしとなった。優勝 は、4.75mを跳んだポーランドの選手だった。急遽ファンとなったシュピーゲルブルグは、4位。メダルに一歩届かず。

で、何が言いたかったかというと、シュピーゲルブルグはかわいい! ドイツ語や英語のWikipediaを見ると1986年生まれの23歳。まだ、若いので今後もがんばって欲しい。しかし、読むのが難しい名前だ...

2009年8月19日水曜日

失敗学のすすめ

失敗学のすすめ

畑村 洋太郎 著

講談社文庫


マジメな失敗学の本。以前、ガンダムを題材にした失敗学の本(ジオン軍の失敗(MyBlog/Amazon))を読んだが、ちゃんとした本も読まないといけないと思い、本書を読む(ジオン軍の失敗も決してふざけた内容ではなく、マジメに失敗を論じている)。

著者は元東大の先生で専門は機械工学だが、失敗について広範囲に分析することで、失敗を未然に防ぎ、新たな創造につながることを発見した。これを立花隆が「失敗学」と命名したらしい。

本書では、過去の大きな事件/事故や著者の実験での事故から、新たな技術や考えが生まれたことを示し、失敗は必要なことだと言っている。ただし、失敗には 「よい失敗」と「悪い失敗」があり、悪い失敗はなくすことを目標に行動するべきものだ。一方、よい失敗は、十分な準備をしていても防ぐことができない失敗を指しており、この失敗を詳細に分析することにより新たな技術などが創造される。

日本(企業や個人)は失敗を隠したがる性格があるらしい。アメリカは失敗した個人が責められることはなく失敗を公にしてそこから創造する文化がある。日本ではその文化がないために、革新的な技術が生まれにくい土壌のようだ(最近の大手企業は違うところも多いと思うが)。

著者は本書でおもしろい提案を2つしている。
1つ目が、失敗を会計に含めるものだ。あるリスクが起こったときの損失額とその発生率から導いた額を企業会計の含み損に加えるもの。これにより、事故発生率が高い企業は企業会計が悪化し、株価下落なども起きかねない状態になる。
2つ目が、失敗博物館だ。失敗情報の収集、発信、伝達や失敗実体験、コンサルティング、研究を行い、失敗を社会に文化として根付かせるための活動の拠点とするものだ。
2つともおもしろい考えで、特に2つ目は専門家や有識者がちょっとがんばればすぐにでもできそうな気がする。政府や自治体も無駄なハコ物とか作るお金があれば、こっちを優先してもらいたい。

2009年8月12日水曜日

「できる人」はどこがちがうのか

「できる人」はどこがちがうのか

斎藤 孝 著

ちくま新書


「声に出して読みたい日本語」で有名な我が母校の教授(ただし学部は違う)、斉藤孝さんの著書。
以前、「コメント力―「できる人」はここがちがう」という本を読んだがなかなか良かった記憶がある。似た本に、段取り力、質問力、恋愛力などがあり、読んでみたいと感じていた。

本書は、上記の本より前に出版されたもので、「まねる力(盗む力)」、「コメント力(質問力)」、「段取り力」ができる人は他の人と違う部分と言っている。おそらく、本書が全体について書かれており、個別の話をそれぞれの本として切り出したものだと思われる。

本書では、親から子へ伝えるべきことは、「上達の普遍的な論理」と述べており、上達のコツや秘訣を知っていると、勉強でも仕事でもスポーツでも、成功すると 言っている。この上達の普遍的な論理に必要な要素が、先の「まねる力」「コメント力」「段取り力」というわけ。この3つの力に加えて「あこがれ」でベクト ルを増幅し、自分の「スタイル」を作ることをゴールとしている。

例がたくさんあり、理解しやすいが、何を言いたいのか焦点がぼやけてしまっている気がする(特に後半)。いろいろなキーワードが出てくるが、最初の3つに尽きるのだろうし、それしか残らなかった(良いのか悪いのか...)。

2009年8月7日金曜日

指輪物語10 追補編

指輪物語 (10) 新版 追補編

J.R.R. Tolkien 著
瀬田 貞二、田中 明子 訳

評論社文庫

10巻目。本編ではなく、追補編という本編に関連する情報をまとめたものだ。

内容は、各国王や執政の系譜、ホビットの暦、言語、アラゴルンとアルウェンの物語、年表(本編だけでなく、その以前及び本編後も)、人名、地名、物など固有名詞の索引など。

系 譜(というか以前の王たちの紹介)は、本編でもところどころに出てくるが、年代順に書かれると理解しやすい。年表もこの物語(前後も含めて)をざっと理解 するには非常によい資料となっている。特に、本編終了後の旅の仲間たちの活動や活躍を垣間見ることができて非常によかった。索引は、こんな言葉でてきたか な?というのが結構あった。一瞬しか出てこないものもちゃんと載っているようだ。

時代背景を知る上で、追補編を最初にかるく流し読みしてから、本編を読むのでも良いかもしれない。

2009年8月4日火曜日

指輪物語9 王の帰還下

新版 指輪物語〈9〉王の帰還 下

J.R.R. Tolkien 著
瀬田 貞二、田中 明子 訳

評論社文庫

9巻目。いよいよ本編の最後の巻。やはり、この巻も分厚い。

この巻は7巻の続きで、前半部分はフロドとサムの話が中心。クライマックスの指輪を棄却する部分は、他の盛り上がるはずの部分同様たんたんと事が進むように書かれている。もうちょっと盛り上がるような描き方はできないものかね?

後 半は、フロドとサムを救出した後、指輪棄却の喜びの宴と仲間の別れ、さらには4人のホビットのホビット庄での活躍(サルマンが牛耳っていたホビット庄を開 放する)が描かれる。そして、エルロンド、ガラドリエル、ガンダルフ、フロドが灰色港から西の国へ出港するところで完。

映画とは違うところは、各地での宴がカットされていたり、王の戴冠式とアルウェンとの結婚式が一緒になっていたりとしたところ。あと、ホビット庄に戻ってのサルマン撃退の部分がすっかりないことだ(実際撮影したらしいが公開はされていない)。

長かったけれど、ファンタジーの代表作というのもうなずける大作だと思う。この作品を元に多くのRPGの世界観とかキャラクターが生まれたのもうなずけるよ うな、詳細な設定がすばらしい。このような大作にはつじつまが合わない部分があったりするのだけど、この作品にはそういった部分が感じられなかった。

次は、追補編。時代背景、王やエルフの系譜、旅の仲間のその後が紹介されるのだろう。

2009年7月30日木曜日

指輪物語8 王の帰還上

新版 指輪物語〈8〉王の帰還 上

J.R.R. Tolkien 著
瀬田 貞二、田中 明子 訳

評論社文庫

8巻目。7巻と同様非常に分厚い。旅の仲間と比べて倍くらいある。どうして、このような分け方なのか理解できない。

こ の巻は、6巻の続きといった感じで、フロドとサム以外の主要人物がゴンドールのミナス・ティリスでの戦い前後を描いている。ポイントは、ゴンドールの執政 デネソールの乱心とファラミア、ローハンの参戦でセオデン王の戦死とエオウィンとメリーで黒の乗り手の首領を倒すところ、アラゴルン達が死の道を通って死 者を味方につけるところ。

映画との違いは、結構ある。メリーは最初エオウィンに気 が付かないとか、アラゴルンの野伏の仲間が合流したり、アラゴルンが王の手によりファラミア、エオウィン、メリーを治療するところなどが映画ではない。逆 に映画であった狼煙でローハンに援軍を求めるシーンは、原作にはなかった。

いよいよ、次が最終巻。フロドとサムが指輪を棄却することろが描かれる。この分厚さだと棄却成功後の話も映画に比べて充実しているのではないかと思う。

2009年7月29日水曜日

最近できるようになったこと

娘が最近できるようになったこと。

・バイバイ
会社に行くときにいつもバイバイ~ってやっていたら、覚えた。ただし、会社に行くときだけじゃなくて、娘から離れるとき(トイレに行く、台所に行くなど)でも、バイバイするようになった。どうゆうときに使うかちゃんと教えなくては...
・アワワワワ~
絵本にあった、手のひらで口を軽く叩くようにしてアワワワワ~を奥さんが何度かやったら覚えたらしい。こっちが口を叩きながらアワワワワ~ってやるといっしょにやる。

数日でどんどん新しいことを覚えていく子供ってすごいね。

2009年7月20日月曜日

サーバ/インフラを支える技術

[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ‾スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用

安井 真伸、横川 和哉、ひろせ まさあき、伊藤 直也、田中 慎司、勝見 祐己 著

技術評論社

サーバ/インフラに関する、構築、運用、チューニング、トラブルシュートなどを実践的に解説している本。執筆陣は、はてなやKLabの実際のサーバエンジニアだけに説得力あり。

自分の専門はサーバやインフラではなく、アプリケーション側なので、直接は関係ないが本書に書いてあることは最低限知っている必要はあるとは思う。もっとも基本的な(ベースとなる)サーバやインフラについてどのような構成になっているか知らないではお粗末過ぎる。どんなエンジニアでも一読すべし。

内容は、ざっとこんな感じ。
  • 冗長化の基本(Webサーバ、ロードバランサ、ルータの冗長化)
  • 冗長化、負荷分散の応用(リバースプロキシ、キャッシュサーバ、MySQLのレプリ、)
  • 更なる冗長化(DNSサーバ、ストレージサーバ、ネットワークの冗長化)
  • チューニング(サーバ負荷、ApacheやMySQLのチューニング)
  • 省力運用(稼動監視、モニタリング、ネットワークブート、リモートメンテ、ログの取り扱い)
  • 実例の紹介(はてなのなかみ、DSASのなかみ)

自分への備忘録(紹介されていたツールなど)
  • keepalived(ロードバランサ)
  • mod_proxy、mod_proxy_http(リバースプロシキ)
  • Squid(キャッシュサーバ)
  • Nagios(稼動監視)
  • Ganglia(サーバリソースのモニタリング)
  • Puppet(サーバ設定の自動化ツール)
  • daemntools(デーモンの稼動管理)

2009年7月19日日曜日

世界の山ちゃん

7/15に久しぶりに飲み会。仕事でお世話になっている人のその会社の人など5人。そのうちの4人とは1ヶ月ほど前に神楽坂方面で飲んだので、今度は田町となった。こちらの言いだしっぺは、「世界の山ちゃん」大好きなので、1週間ほど前から予約して、準備万端。

ということで、ほとんどビールと手羽先のみ。チャーハンやその他のおかずがちょこっとって感じ。手羽先久しぶりだった。当分食べないな。


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2009年7月18日土曜日

ピンポンダッシュ

一昨年、去年と何度か俗に言う「ピンポンダッシュ」をやられた。おそらく小学生の男の子だと思う。と言うのは、1度ちょっと離れたところにいたり、走り去る音が子供の足音だったりしたので。

2、3回やられただけだったので、あまり気にしていなかったが、今年はひどい。何度もやられた挙句、共同玄関では「宅配便です」とか言われて開けたりしていた。何度かやられたところで、管理人さんに報告。日時を記録するように言われる。で、その直後、共同玄関でイタズラ。管理人さんに言うと監視カメラの映像で確認してもらえた。そこで、同じ階に住む小学生と判明。去年や一昨年も別の家から苦情があり、管理人さんが見張っていてその男の子を現行犯で捕まえて叱ったらしい。今回もその同じ子。学校の帰りに管理人さんが呼び止めて、やったのか?と聞いたが否定(当たり前か)。

これだけなら、そのうち現行犯で捕まえて「コラッ!」で良いが、これでは終わらなかった。数日後、郵便受けに1枚のメモが...。非常に汚い字で、「死んでくれ」とか「殺す」とか「死ぬ」とは書いてある。こりゃもういたずらの域を超えてるってことで、管理人さんに報告。管理組合にも連絡してもらって対応を考えてもらうことにする。

さらに、その子の親が何も知らないのは問題なので、両者で話をしようとうちの奥さんが翌日のアポ取りに行ったら、詳細を聞かせてくれだの、監視カメラの映像を確認したいなど言われて、管理人室に行ったらしい。そこで、映像とメモを確認してもらい、両方とも自分の息子がやったと確認したようで、その日のうちにその子自ら親と謝りに来た。

まぁ、これで一応一件落着ってことで。逆恨みとかしませんように...

2009年7月12日日曜日

天才は10歳までにつくられる

天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!

横峯 吉文 著

ゴルフダイジェスト社


プロゴルファー横峯さくらの父親の兄である横峯吉文が書いた子育ての本。何を隠そう、筆者は3つの保育園などの理事長を務める教育者だったのだ。横峯さくら親子がゴルフ関連の仕事なので、出版社がゴルフダイジェスト社なのか?

要約してしまえば、1日20分ずつ「読み」「書き」「計算」を毎日欠かさずやり、また体操や外で思い切り走る、武道をならうなどの身体を鍛えることをやりなさい、と言っている。ちなみにこれは3歳くらいから。

3歳までは英語や音楽を聞かせる、本の読み聞かせなどが良いらしい。興味があれば3歳くらいから楽器を始めるのも効果的とか。j

どれも子供の好奇心や向上心にスイッチを入れることで自主的に勉強するようになるようにするのがポイント。

  • 読み:毎日1冊本を読むようにする。本が好きで時間のある限り本を読む子になる。
  • 書き:あいうえお順ではなく、簡単に書ける文字から教える独自の方法で驚くほど早く字を覚え、キレイに書くことができる
  • 計算:百ます計算などなんでも良いがとにかくやる。自己流の計算方法から試行錯誤して最も効率の良い計算方法を教えなくてもできるようになる。

他にも、誰でも逆立ち歩きができたり、絶対音感が身についたりするらしい。

別 に天才にしたいわけではないが、何かに興味を持って自ら勉強することが子供のうちから習慣付くのは良いなぁ~。最近はこの「ヨコミネ式」を採用する保育園 が増えているらしいが、うちの近所にはないので、がんばって自宅でやるようにしましょう。ちなみにうちの娘はまだ1歳...

2009年7月11日土曜日

Google Chrome OSって何だ?

7/8にGoogleが公式ブログでGoogle Chrome OSの構想を発表した。
Google Chrome OSって何だ? Chromeはご存知Googleの最速ブラウザだ。そのブラウザの名前を持ったOSとは...

  • Linuxベースでオープンソース
  • 今年末リリース予定、2010年後半に製品リリース
  • まずはネットブック向け、ネットブックから通常のPCを想定(Androidは携帯、STB、ネットブックを想定; Androidとはオーバーラップするところがあるがユーザの選択肢は多い方が良い)
  • セキュリティにも配慮
  • 起動からわずか数秒でネットアクセス可能
  • 秋に追加情報

翌日の追加情報では...

  • 参加企業は、Acer、Adobe、ASUS、Freescale、Hewlett-Packard、Lenovo、Qualcomm、Texas Instrumentsの8社+α
  • 利用は無料

やはり、Googleはオープンソースで無料と来た。これはLinuxに通じる今の流れで、Androidも同じ。これでただでさえ安いネットブックがもっと安くなる。安さでMSからシェアを奪う作戦だ。

そ もそも、ネットブックでは、ブラウザに加えて、メール、スケジュール、オフィススイートがあれば大抵のことはできる。これらはすべてGoogleのプロダ クトにあり、しかも同じ7/8にBETAが取れ正式版になった(機能的には変わらないが)。BETAが取れたのもOS開発と因果関係があるに違いない。

で、OSとしてみた場合、LinuxベースでUIをブラウザにしてしまい、データはクラウドに置くというコンセプトになるだろう。これはGoogleの得意とする分野で、今までのOSの概念とは全く違う。やっぱり、考えることが違うな。

デスクトップで使う人(特殊な処理をPCにさせる職種)では難しいかもしれないが、ネットブックユーザ(特にセカンドPC)では案外あっという間にシェアが拡大するかもしれない。

2009年7月5日日曜日

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス

上阪 徹 著

角川SSC新書


日本最大のレシピ検索、投稿サイトのクックパッドの秘密について紹介されている本。実際にクックパッド社長を含め幹部にインタビューなど詳細な取材がもとになっているようだ。

まず、驚いたのが、クックパッドは知っていたが、月間で600万ものユニークユーザ数があり、30代女性の4人に1人は使ったことがあるというところ。ここまで大きなサイトだったとは気が付かなかった。そう言えば、うちの奥さんも使っているらしい。

この本を読むと、クックパッドの信念というか原則、テクノロジー、広告、経営とクックパッドのすべてがわかる。

毎日の料理を楽しみにすることで、心からの笑顔を増やす


こんな理念で会社を経営して、この理念に外れることはたとえ会社に利益が得られるとしてもやらないなんて、いまどき他にあるのだろうか? こういう会社で働いてみたい。

エ ンジニアとしてみると、Ruby on Railsで実装されているのが、興味深い。相当レスポンスにこだわりを持ってやってようだが、Rubyでエンタープライズなサイトはあまりないだろう な。検索結果の出し方もかなりのこだわりが見える。ただ結果を返せばよいではなく、先の理念を第一に考えた結果の出し方になっている。

広 告もそうだ。料理に関係する広告しかない、タイアップやコンテストなどのイベントなど料理業界では真っ先に考える媒体になっていると思われる。自分なら、 こんな広告の出し方に加えて、各業界(ジャンル)ごとに1社だけプラチナスポンサーとかいって期間限定で特別なスポンサー契約なんて言いと思うな。

その他は、本書を読んでもらいたが、すばらしい経営者がいたからこそこのすばらしいサイトができあがったということがよくわかる。この本を読んで、クックパッドで働いてみたい度急上昇中。

2009年7月4日土曜日

指輪物語7 二つの塔下

新版 指輪物語〈7〉二つの塔 下

J.R.R. Tolkien 著
瀬田 貞二、田中 明子 訳

評論社文庫

7巻目。第二部「二つの塔」も終わり。なぜかこの巻から今までの倍くらいの厚さとなる。

こ の巻はすべてフロドとサムの話。他の仲間と別れた後、ゴラム(スメアゴル)を案内人として黙々と使命を果たすために進む。途中、ボロミアの弟ファラミアに 出会い、いろいろ助けてもらう。さらに進んで、ミナス・モルグルの塔近くで蜘蛛の化け物にフロドが襲われ、サムが助けようとするところで終了。

映画と違うところは、あまりなかったかな? 蜘蛛に襲われるところは、映画では直前にフロドとサムが喧嘩(ゴラムがたきつける)していたが、原作ではそんなことはない。ファラミアとの絡みも若干違うが大きくは違わない。

さて、フロドとサムの旅は終わりに近づいているが、まだガンダルフやアラゴルンの戦いは終わらない。次は、この戦いが描かれるのかな。

2009年6月28日日曜日

誕生日プレゼント

今日は、両親が来て4人で娘の誕生日会。まぁ、娘を見て、酒飲んで、寿司食って、双方お互いがおもちゃと化す、といういつものパターン。あっ、寿司は今日だけだ。

で、誕生日には渡していなかったプレゼント全4点を渡す。













渡す前のプレゼント



















プレゼント全景

ラーニング・クロコダイル
 (ファスナー、ボタン、ヒモなどがあり手先の訓練ができる)
鉄琴
 (正確なピッチなのが特徴。ピアノで言うところの黒鍵もある)
せんせい
 (黒と赤の2色で描ける。今ってカラーがあるんだ?)
ピタゴラスプレート
 (四角や三角の磁石のプレートを組み立てて遊べるもの:下の写真のようなものが作れる)
















全体的に半年くらい早いと思われるが、まぁいいでしょう。現時点では、特に鉄琴がお気に入りのようだ。たくさんもらえてよかったね~。