2008年6月29日日曜日

ソフトウェア職人気質

ソフトウェア職人気質―人を育て、システム開発を成功へと導くための重要キーワード

McBreen Pete(ピート・マクブリーン) 著、 村上 雅章 訳

ピアソンエデュケーション


端的に言うと「ソフトウェア工学」はダメで、「職人気質」のやり方が正しいね、って言っている本。最初から最後までほぼこのことのみ。

ソフトウェア工学は、スペースシャトルとか大陸間弾道ミサイルとかそんな超大規模のソフトウェアを対象にしているので、通常のプロジェクトにはマッチしないらしい。ソフトウェア工学をちょこっと勉強した身としてはまったくマッチしないわけではないと思うが...

では、通常のプロジェクトはどうすれば良いか? 技芸に秀でたソフトウェア職人1人とその下にジャーニーマン(一般職人)数人、アプレンティス(見習い)数人の優秀な少人数のチームで行うべし、らしい。これはある意味当たり前だよね。

こんなことを延々書いてある本。当時は名書だったようだが、あまりグッとは来なかった。他に読もうとしていた「達人プログラマー」や「珠玉のプログラミング」、はたまた「人月の神話」などからたくさんの引用があるのが特徴かな。

ダイエット状況(6/29)




























上は日別、下は週別の体重、体脂肪、体脂肪率のグラフ。
週末数値が高くなる傾向であったが、今週は少し食事をセーブしたので、そんなことはなし。長女誕生に伴って、病院に毎日行っている関係上、今週のスポーツクラブはなし。

2008年6月28日土曜日

6/28の日常

ToDoリストの更新

・時計のオーバーホール
・Picasaで写真整理
・Picasa Web Album作成
・GoogleのAPIの勉強
・Google Gadgetの作成→勉強中
・AJAXの勉強→勉強中
・RubyとRuby on Railsの勉強
・新しいデジカメ物色

・DSのTOEICソフト比較
・TOEICの本を買う→1冊買った(もう1冊どうしようか?)
・Moleskineノートを買うか決める
・ボールペンの物色する
・ブックマークやブックダーツを買う
・ペンホルダーを買う
・候補4つの子供の名前をさらに絞り込む→「和佳(のどか)」に決定
・家の近くのブラジル料理屋に行く
・携帯へ画像を転送する(たくさんある)

長女誕生

2008年6月26日(木) 22時50分 長女が誕生した。予定日ぴったり。

この日の状況
・AM 検診のため病院へ。おしるしがあり、軽い陣痛が始まったため病院で休んで様子見。
 進めば入院。変化なければ一旦帰宅と言われる。
・15:00ごろ入院決定。15:30無痛分娩のための麻酔を注入
・16:00ごろ私が病院に到着
・17:30、20:00、22:15に麻酔追加、19:15くらいに破水
・陣痛はそれなりだが、赤ちゃんの頭が骨盤に引っかかって降りてこない。ただし元気なのでこのまま。
・赤ちゃんの頭の向きが逆のため、余計に降りてこれない。
・22:25赤ちゃんの元気が多少なくなってきたので、帝王切開に変更
・22:50誕生!!!

この病院は、生まれた直後2時間のみ家族が赤ちゃんに触れる。2時間経過後は、母親以外は触れない。もちろん、父親も。帝王切開だったため、私は窓越しで対面することしかできない。退院まで抱くこともできない。病院のルールだからしょうがないね。

退院は7/3午前の予定。ネコ2匹はどんな挨拶をするかなぁ。

2008年6月23日月曜日

シリコンバレー精神


シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土

梅田 望夫 著

ちくま文庫






梅田さんが96年から2001年に毎月1通書いた手紙をいくつかのグループ分けをして読みやすくしたのに加えて、2006年に書いた長いあとがきをまとめた本。1通の手紙が短いので簡単に読める。

気になったのは、2つ。「日本のベンチャー」と「ナード」。

1つ目「日本のベンチャー」。

日本での「ベンチャー」は、本来の意味とは違う。
1. 下請け、受託開発中心の中小・零細企業はベンチャーとは呼ばない。これはスモールビジネスと呼ぶのが良いらしい。
2. 資金調達方法により4つに分類できる
A. 借金型・・・今の時代に合わない
B. 爺殺し型・・・アスキーの西さんなど、類稀な才能が必要
C. 若きスーパースター型・・・楽天の三木谷さん、マネックス証券の松本さんなど
D. シリコンバレー型
A~Cは、個人に依存しすぎているため、失敗時のリスクが個人となってしまう。「創業者とその他大勢」や「超ハイリスク・超ハイリターン」という構図になる。
Dは、日本にほとんどない。「富の分配」「再挑戦可能」「返さなくても良い金」などシリコンバレーのルールと同じものが必要。これが次々に生まれる仕組みが新しい日本のプラットホーム(土台)をなるはずで、実現すれば日本のベンチャーは一変する。アップルとグーグルの著者も日本のベンチャーが生まれないのは仕組みの問題と言っていた。日本じゃ簡単にはいかないだろうな。

2つ目「ナード」。

「日本ではナードを理解していない、大切にしていない」と言っているが、まさしくその通り。IT業界ではプログラムする人より、管理者の方が一般的に偉いという風潮だ。この考えは分からんでもないが、根本的にはおかしいと思う。

また、ナード(もしくはギーク)を、
「大好きなプログラミングという作業を朝から晩まで誰にも邪魔されずにやっていたい」と心から思う「情報化社会を支え発展させている」人々
と言っているが、こうゆう人が日本には少ないし、オタクと言われておしまいのような気がする。もう少し、全体として考えを改めないといけないのでは...

6/22の日常

ToDoリストの更新

・時計のオーバーホール
・Picasaで写真整理
・Picasa Web Album作成
・GoogleのAPIの勉強
・Google Gadgetの作成→勉強中
・AJAXの勉強→勉強中
・RubyとRuby on Railsの勉強
・新しいデジカメ物色

・DSのTOEICソフト比較
・TOEICの本を買う→1冊買った(もう1冊どうしようか?)
・Moleskineノートを買うか決める
・ボールペンの物色する
・ブックマークやブックダーツを買う
・ペンホルダーを買う
・新しい携帯電話チェック(N906iμを買った)
・候補4つの子供の名前をさらに絞り込む
・家の近くのブラジル料理屋に行く

ダイエット状況(6/22)




























上は日別、下は週別の体重、体脂肪、体脂肪率のグラフ。
週別で見るとほぼ変化なし。日別で見ると週末に上がる傾向にあるような...
あまり良い傾向ではないので、食事に気をつけよう。

2008年6月15日日曜日

ウェブ時代をゆく



ウェブ時代をゆく -いかに働き、いかに学ぶか

梅田 望夫 著

ちくま新書



梅田さんのウェブ進化論に続く本。非常にいろいろなことを考えさせる本だった。
特に自分のことを...。自分は大組織で成功できる要素をもっているか、否か。今をどう生きていくべきかなど。

梅田さんは、大組織で成功する人とは以下のような人としている。

  1. 「配属」「転勤」「配置転換」のような「自分の生活や時間の使い方を他社によって規定されること」を、「未知との遭遇」として心から楽しめる。
  2. 与えられた問題・課題を解決することに情熱を傾けられることができる。その課題が難しければ難しいほど面白いと思える。
  3. Whatへの「好き嫌い」やこだわりがあまり細かくなくおおらかで、一緒に働く人への「好き嫌い」があまりない。仮にあっても、苦手(つまり「嫌い」)を克服することを好む。
  4. 「これが今から始まるゲームだ」とルールを与えられたとき、そのゲームの意味をすぐに習得してその世界で勝つことに邁進することに興味を覚える。
  5. 多くの人と力を合わせることで、個人一人ではできない大きなことができることに充実感を覚えるチームプレーヤーである。
  6. 「巨大」なものが粛々と動くことへの関与・貢献に達成感と充実感を感じ、長時間長期の「組織へのコミットメント」をいとわず、それを支える持久的体力にすぐれる。
  7. 組織への忠誠心や仕事における使命感のほうが、個の志向性よりも価値が高いと考える。
自分は、これのどれにあてはまるだろうか?
1、2、3は×、4、5は○、6、7も×であまりあてはまらないなぁ~。今の会社が大組織かどうか微妙だが、会社の規模はともかく、会社の理念は大組織なんだろうな。

次、「好き」を見つけること、その道でいけることころまで行くこと、しかもバンテージポイント(見晴らしの良い所; その世界の最高峰)に行くべきとある。はっきり言って、今の仕事はどう考えても「好き」ではない。今の仕事の前にやっていたことは非常に「好き」だった。我慢しつつ3~4年やったので、そろそろ別の仕事をやらせてもらえるよう動かないとダメだな。

30歳~45歳までの15年をどう生きるかも、詳しく書いている。私の場合、大組織で成功するタイプではない上にこの15年の半分弱を無自覚で生活してきた。梅田さん曰く、これが一番まずいパターンらしい。じゃあ、何をすれば良いか?

「その会社から吸収できることをすべて吸収し、その十五年間のできるだけはやい時期に辞める」ビジョンを持って生きるべき
結局、辞めることにならなくても、このように生きていけば「輝く個」になれるとも書いてある。

こんな年になってしまったが、転職を本気で考える時期なのかもしれないなぁ。今、行きたいと思う会社は、グーグルくらいしかないが、これを実現するにはいろんな勉強が必要だ。まずは、会社(仕事)と関係なく、自己を磨いていくことにしよう。

6/15の日常

ToDoリストの更新

・時計のオーバーホール
・Picasaで写真整理
・Picasa Web Album作成
・GoogleのAPIの勉強
・Google Gadgetの作成→勉強中
・AJAXの勉強→勉強中
・新しいデジカメ物色
・DSのTOEICソフト比較
・TOEICの本を買う
・Moleskineノートを買うか決める
・RHODIAブロックを買う
・ボールペンの物色する
・ブックマークやブックダーツを買う
・ペンホルダーを買う
・新しい携帯電話チェック
候補4つの子供の名前をさらに絞り込む
・家の近くのブラジル料理屋に行く
・オリンピックの近くのボリビア料理屋に行く→結構うまかったし、値段も普通。メニューと実物が少し違うような気がしたのは、ご愛嬌。味付けも日本向けにしてるのかな?

ダイエット状況(6/15)




























上は日別、下は週別の体重、体脂肪、体脂肪率のグラフ。
今週は2日計測できず。週の初めに徹夜作業があったので、食生活が乱れがちだった。週末はいろいろ食べ過ぎて1ヶ月前くらいの水準まで戻ってしまった。ヤバイ。

2008年6月8日日曜日

ダイエット状況(6/8)




























上は日別、下は週別の体重、体脂肪、体脂肪率のグラフ。全体的に大きな変化なし。体重がもう少し減ってくれるとありがたい。

2008年6月7日土曜日

6/7の日常

ToDoリストの更新

・時計のオーバーホール
・Picasaで写真整理
・Picasa Web Album作成
・GoogleのAPIの勉強
・Google Gadgetの作成→勉強中
・AJAXの勉強→勉強中
・新しいデジカメ物色
・DSのTOEICソフト比較
・TOEICの本を買う
・Moleskineノートを買うか決める
・RHODIAブロックを買う
・ボールペンの物色する
・ブックマークやブックダーツを買う
・ペンホルダーを買う
・新しい携帯電話チェック
候補4つの子供の名前をさらに絞り込む
・三角のそばの蕎麦屋に行く
・家の近くのブラジル料理屋に行く
・オリンピックの近くのボリビア料理屋に行く

2008年6月6日金曜日

Mind Hacks

MIND HACKS -実験で知る脳と心のシステム-

Tom Stafford, Matt Webb 著
夏目 大 訳

オライリージャパン




全部で100の項目があり、ほとんどが「概要の解説」「やってみよう」「なぜだろう」「ちなみに」といった構成になっている。「やってみよう」ではいろいろなWebサイトや本書にある写真などで実験ができる。Webサイトの実験を全部やってたら、大変なので全然やらなかった(ちょっともったいない)。

おもしろいところとそうでないところの差があり、どこから読んでも大丈夫なので、拾い読みしてたが、結局全部読んだ。読んでるうちにおもしろいと感じてきたのが不思議な感覚。もう1度読むと最初からおもしろいと感じるかも。

視覚、聴覚、他人との関わりが特に良かった。人間(脳)は、自分でも気がつかないうちに、いろいろな調整や計算などをやっていることに気づかされた。例えば、盲点の補完、視覚と聴覚の両方からの情報による判断、他人からの影響なんかはビックリだったね。

2008年6月1日日曜日

ダイエット状況(6/1)



最近はあまり変化なし。体脂肪率20%切ってたときもあったけど、また20%超えてきたな~。