2009年5月31日日曜日

イントゥ・ザ・ブルー

イントゥ・ザ・ブルー

監督: ジョン・ストックウェル
キャスト: ポール・ウォーカー、ジェシカ・アルバ、スコット・カーン

2005年



一攫千金を夢見て、海に沈む財宝を探していたところ、コカインを積んだ飛行機を発見したことから大変な事件に巻き込まれていく映画。

前半は真っ青の海とジェシカの美しい水着姿が見れて目の保養になった。この前半の雰囲気から後半の血なまぐさい事件になっていくとは思いもしなかった。ジェシカはやっぱりアクション女優だねって感じで後半は頑張っていた。ダークエンジェルを思い出せばもう少しやれたと思うが...

「アホな友人というか仲間を持つと苦労する」がテーマだったのかな?

2009年5月30日土曜日

指輪物語2 旅の仲間上2

新版 指輪物語〈2〉旅の仲間 上2

J.R.R. Tolkien 著
瀬田 貞二、田中 明子 訳

評論社文庫

全9巻の指輪物語の2巻目。やっと旅に出かけた一行にトム・ボンバディルと出会い、プリー村に到着。ここで、馳夫に会い裂け谷の直前まで行く。

ピーター・ジャクソン監督の映画「ロード・オブ・ザ・リング」では、トム・ボンバディルの話がすっかりカットとなっている。結構おもしろい(不思議な)キャラクターなので残しても良かったと思うんだけどな。この後のストーリーに関係ないのだとしたらしょうがないか。カットされた状態でもかなり長い映画だったので。

ところで、アラゴルンのことを馳夫と訳すのはどうなんだろうか?英語ではStrider(大またで歩く人)だが、きっといろいろなところにうろうろする人という意味で馳夫なんだと思うが。無理やり日本語に訳した他の言葉、例えばホビット庄(shire)、中つ国(middle-earth)などの訳はすばらしいのに、馳夫はちょっと野暮ったい。

さて、次はやっとタイトル通り旅の仲間が勢ぞろいするのかな。

2009年5月24日日曜日

指輪物語1 旅の仲間上1

新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1

J.R.R. Tolkien 著
瀬田 貞二、田中 明子 訳

評論社

いわずと知れたトールキンのファンタジーの傑作である指輪物語の第一巻。映画とは違って、ビルボが誕生日会でい なくなってから、かなりの時間が経ってからフロドが旅に出るのね。しかも、ホビット庄内の移動もかなり長いし。結局、この巻ではホビット庄の外にでること はなかった。

この本、わざとかそれとも少し古い訳なのか分からないが、やや読みにくい日本語。比較的簡単な漢字がひらがなになっていたり、普通はひらがなで書く言葉が漢字になっていたり、ちょっと不思議な感じ。

映画は観たのでストーリーはもちろん知っているけど、カットされている部分があるらしいので、今後どのように話が進むのか楽しみだ。

2009年5月23日土曜日

ジオン軍の失敗

ジオン軍の失敗

岡嶋 裕史 著

講談社


タイトルからは想像できないが、失敗学の本である。著者も普通の大学の先生ってことで、いたってマジメな内容。「失敗する製品が世に出てしまうのはなぜか?」を技術開発史から考察しているが、通常の自動車や電気製品、IT機器などを題材にせず、ジオン軍を題材にしている点がユニークである。もちろん、ジオン軍とは約30年前から人気のガンダムに出てくるジオンである。この本では、ファーストガンダムのジオン軍モビルスーツ、モビルアーマーを11取り上げて、各モビルスーツ、モビルアーマーの開発における「失敗」を論じている。

1 つ1つの内容はそれほど長くなく読みやすい。また、ガンダムを良く知る「大人」にとっては、非常に納得できる解説で失敗学の入門にはそれなりに使えると思った。しかし、ガンダムを知らない人には何のことかさっぱり分からないだろうし、言葉使いや表現が一部難しいため堅苦しく感じる人も多いと思う。

それぞれについて、今の製品で例えると何か?を考えようとしたが、パッと思いつかなかったので、やめよう。

2009年5月16日土曜日

天使と悪魔(映画)

昨日の夜、会社の帰りに映画「天使と悪魔」を観た。公開初日とはいえ、平日の一番最後の回だったので、空いていた。

で、 期待通りなかなか良いできだった。冒頭の事件発生経緯や登場人物に少しの違い、些細なところでカットや変更が見られたが、基本的に原作を忠実に再現した内 容。ただ、1つ1つの謎解きがちょっと軽いというかあっさりし過ぎているように思われた。良く言えばテンポがスピーディーってことかもしれないが。

この映画(原作でもいいが)に出てくる教会や礼拝堂、城、広場を巡る旅行ツアーが出るだろうなと思っていたら、HISから発売になったらしい。ツアーで行く気はないけど、巡ってみるのも面白いかもね。

天使と悪魔、ダ・ヴィンチ・コードに続くラングドン(主人公の名前ね)シリーズの第3作目「The Lost Symbol」が今年の9月に北米で出版される。日本語訳が出版されたら買うぞ~。

2009年5月13日水曜日

ユーザ中心ウェブサイト戦略

ユーザ中心ウェブサイト戦略 仮説検証アプローチによるユーザビリティサイエンスの実践

株式会社ビービット 武井 由紀子、遠藤 直紀 著

ソフトバンククリエイティブ


ユーザ側からの視点による仮説検証型のアプローチについて書かれた本。執筆陣はビービットというコンサルティング会社の面々。この人たち、アクセンチュアからスピンアウトして会社を設立したらしい。

ビービットUCD(User Centered Design)という独自方法論で、まぁ、早い話が、サイト運営者の思いだけではなく、ユーザ視点に立って考え、仮設を立て、検証することが必要と言っている。これらは、分かっているがちゃんとできないことが多いんじゃないかと思う。例えば、仮設は立てるが検証をしないなど。

この本では、サイトの戦略策定、サイト設計、デザイン開発、運用・評価といった流れで作業する途中途中で検証を行い、フィードバックすることで手戻りをなくすことを推奨している。ここで重要なのが、ユーザビリティテストだ。最初は、完成した画面はなくとも紙に手書きしたものでも可能で、サイト作成の最初の段階からリリースした後の運用・評価まですべてのフェーズで行うのが良しとされている。

何度も面倒だと感じるが、こんなにやる必要があるのだろうか?と思ったが、大きなサイトだとこれくらい必要なのね。ビービットの顧客にはかなりの大企業がある。おそらくこの本で紹介されている独自方法論はおそらく大企業向けなんだろう。規模が小さいサイトは一部を抜粋して実行すれば良いと思う。

2009年5月6日水曜日

WEB+DB PRESS Vol.50

WEB+DB PRESS Vol.50

WEB+DB PRESS編集部

技術評論社


数年ぶりに買ったIT系の雑誌。SEとして数年ぶりに買うというのはいかがなものか? 買った理由は、前から興味のあったGitの特集があったから。

●はじめてのGit
非常にわかりやすい説明。1人で使う方法とかプロジェクトで使わなくても役に立ちそう。もちろん、複数人で使う方法もためになるね。CVSと比べるとややコマンドが多い気がする。CVSが得意な古い人(私のことだ)にはちょっと慣れが必要だな。

●Key-Valueストア入門
「Key-Valueストアって何だ?」と思っていたら、BerkreyDBとかGDBMとはのことね。昔、よく使ったなぁ~と懐かしく思っていたら、今はもっといろいろあるらしい。勉強になりました。

●Unix/Linux開発環境ミニマルスタイル
このあたりのUnix/Linuxのコマンド/ツールは未だ衰えてはいない。ほとんど知っているものばかりだった。

たまにこうゆう雑誌を読むのも良いね。

天使と悪魔

天使と悪魔(上)

Dan Brown 著
越前 敏弥 訳

角川書店

天使と悪魔(下)

Dan Brown 著
越前 敏弥 訳

角川書店

映画が5/15に公開されるので、3年ほど前に読んだけど復習のため、再読する。

これは「ダ・ヴィンチ・コード」のダン・ブラウンが書いた「ロバート・ラングドン」シリーズの第一作。第二作が「ダ・ヴィンチ・コード」。ダ・ヴィンチ・コード同様、宗教関連のテーマで、舞台はヴァチカンとローマ、そして、根比べ、じゃない、コンクラーベだ。

内容は言えないが、いくつもの謎解き、殺人、人間関係が絡み合い、初めから終わりまでで約1日の出来事を濃密に描いている。ダ・ヴィンチ・コードより映画向きという感じがする。

「ロバート・ラングドン」シリーズの第三作は、「The Lost Symbol」というタイトルで9/15にアメリカで出版される模様。はやく、読みたい。

2009年5月5日火曜日

ラ・フォル・ジュルネ(5/5)

ラ・フォル・ジュルネ最終日の今日5/5は、おととい同様0歳からOKの公演に。

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ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季」春
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季」夏
(アンコール)ヴィヴァルディ:「四季」夏 第3楽章

ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン)
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
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今 日はバッハではなく、バッハと同時代のヴィヴァルディの有名な四季。ヴァイオリンのソリストのお兄さんは非常に楽しそうに演奏していた。ちなみにオケと指 揮者は、昨日、おとといとまたまた偶然同じ。いろんなオケや指揮者が出演しているのに、3日とも同じとは不思議なものだ。

今日の娘は、おとといよりは落ち着かない様子でちょこっとだけ騒いでしまった。でも、今日も多くの子供が大騒ぎだったので、問題なし。まぁ、騒がしくなる公演ということが出演者、スタッフ、客の全員が分かっているのだからいいでしょ。

ラ・フォル・ジュルネ(5/4)

昨日の5/4は、1人でラ・フォル・ジュルネへ。お目当ては村治佳織ってことです。

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J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第2番(ギターとオーケストラ版)
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第5番(ギターとオーケストラ版)

村治佳織(ギター)
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
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前日と偶然にも同じオケに同じ指揮者。しかも、ブランデンブルク協奏曲第3番もかぶってるし。でも、アレンジを変えてきてくれたので、ちょっと違う曲のような感じを受けた。

で、村治佳織。白いワンショルダーのドレスで登場。以前、テレビか何かで見たことある衣装だな。演奏は2曲とも良かった。コンマスのヴァイオリンとの掛け合いとかなかなか絶妙といった感じ。時間は短かったが、満足だった。

2009年5月3日日曜日

ラ・フォル・ジュルネ(5/3)

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2009というクラシック音楽のイベントに行ってきた。5/3~5/5にかけて東京国際フォーラムを中心に周辺でいろんなコンサートがあるらしい。今まで何回かやっているらしいが、今年のテーマは「バッハ」。

で、0歳から入場できるコンサートがあって、事前にチケット取っていたのだ。

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「0歳からのコンサート」

J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番

ドミトリ・マフチン(ヴァイオリン)
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
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さすがに0歳からOKということで、子供連れが多い。演奏中も子供の声というか泣き声がやかましいのはしょうがないか。うちの娘はまったく騒がずおとなしくしていた(えらいゾ~)。

ヴァイオリン協奏曲は、木管や金管がなく、弦とチェンバロという20名ほどの編成。ブランデンブルク協奏曲の方はさらに人が減って、10名ほどの編成。バッハの時代はこんな感じなんでしょうか?

明日は、1人で村治佳織の協奏曲を聴きに行って、あさって5/5も「0歳からのコンサート」に家族で行く予定。

2009年5月1日金曜日

イチゴ狩り

今年のゴールデンウィークは、4/29から開始。4/30は会社を休暇して5/6まで8連休。ちまたでは16連休な人もういるようですが、うらやましくもあるが仕事がないのはちょっと勘弁してほしいので、このくらいがちょうど良い。

4/30から今日5/1にかけては、奥さんの実家へ。途中、山中湖や河口湖の親戚のうちにも寄ったりして。5/1は、実家近くの農園でイチゴ狩り。5月から安くなるので5/1狙い撃ちで。最近数回はかがまなくても良い栽培方法のイチゴ狩りばかりだったが、ここは久しぶりにしゃがんで摘むタイプ。無農薬を謳っているだけあって蟻とかわけ分からん虫がいたけど、味は濃くうまかった(大きさはちょっと小さめ)。なかなかよろしい。

今回の帰省は短い時間だったが、娘はいとこと遊べて大変お喜び。そんなわけで、生まれて初めてお風呂で寝た。お疲れさん。