2010年2月23日火曜日

カーリング

毎回冬季オリンピックを見ていると、カーリングをやりたくなる。たしか4年前もそうだった。家から数駅行ったところにあるスケートリンクでは、隔週日曜の朝7時からカーリングやっているようだが、今までやりに行ったことも見学しに行ったこともない。やっぱり日曜の朝7時からはツライ...

で、日本女子カーリングチーム(チーム青森)。今日まで3勝4敗と黒星先行だが、よくがんばったゲームともう少しがんばって欲しかったゲームが入り乱れている感じ。最初から最後までちゃんと見れたのは土曜日のイギリス戦。これは両チームとも良いゲームだった。最終的に点差は離れてイギリスのギブアップだったが、双方最高のショットを連発していたね。このゲーム見て、カーリングのファンになった人も多いんじゃないかな。

日本チームのカーラーはみんな若いけど、一生できるスポーツだけあって、カナダが全員40歳以上だったり、イギリスも40歳以上の選手がいた。経験も必要なスポーツなので強豪チームは年齢が高めになるのかな。そんな中でイギリスのスキップ(一番経験が必要な人だと思うが)は、なんと19歳のイヴ・ミュアヘッド(ミアヘッド? Muiahead)。19歳でスキップですか~。しかも、超かわいい。この人あと何回オリンピック出場するんだろう。うまくいけば6~7回出場できるかもね。


































日本チームは、残り2ゲーム全部勝って決勝トーナメントへ行けるようがんばって欲しい。マリリン(本橋さん)や目黒さんが注目されているようだが、親子2代で出場した近江谷さん、チームのお姉さん石崎さん、リザーブで相手国のスカウティングをしている山浦さんもがんばってもらいたい。

2010年2月15日月曜日

パターン、Wiki、XP

パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則

江渡 浩一郎 著

技術評論社


読む前は、タイトルの「パターン、Wiki、XP」から、現在のソフトウェア開発に必要なツール、考え方、手法を関連付けて解説している本かと思っていた。この3つの関連が良く分からなかったが、興味のある3つの言葉とWEB+DB PRESS plusシリーズということもあり、ほぼタイトルだけで買った本だ。読んでみるとまったく違うことがわかった。

著者は、Wikiの起源から現在までを書こうとしていたようだが、それを調べるうちにXPへ、そしてデザインパターンに行き着く。さらに調べるとデザインパターンの起源は、なんとアクグザンダーという建築家(!)の建築に関するパターンだとわかる。ということで、本書は、前半に建築のパターンがどのようにして生まれたかをアレグザンダーの活動を中心に書かれ、その後デザインパターン、XP、Wikiについての歴史から現在までを記している。

最初の自分の期待とは違う内容であったが、けっこうおもしろかった。ソフトウェアを作るときに成り立ちを知る必要はないかもしれないが、歴史を勉強することは悪いことではないと思う。デザインパターンで有名なGoF(Gang of Four; エーリヒ・ガンマ、リチャード・ヘルム、ラルフ・ジョンソン、ジョン・ブリシディース)、XPで有名なケント・ベック、Wikiで有名なウォード・カニンガムが元はアレグザンダーのパターン・ランゲージに影響を受けてつながりがあるなんて、思いもよらなかった。ここ10~15年くらいのソフトウェアに関する手法などは、アレグザンダーを起源にその影響を受けた人たちが中心になって作り上げたんだなというのがよくわかる。アラン・ケイやビル・アトキンソンなども出てきてソフトウェア史を知るにはおもしろい本だと思う。

2010年2月9日火曜日

スーパーボウルのCM

日本時間2/8の朝にアメリカプロフットボールのチャンピオン決定戦のスーパーボウルが開幕。録画したので後で試合はじっくり見るとして、ここではスーパーボウルのCMの話。

スーパーボウルは、全米で最も多くの人が見るテレビ番組だけにCM料も30秒250万ドルとか言われる。各社は、スーパーボウル用のCMを作成したりして、毎年マーケティング業界ではスーパーボウルのCMの話題になるようだ。最も有名なのは1984年のAppleの伝説的なCMで、この数日後にMacintoshを発売した。去年のブログで紹介した下着のCMとかペプシとかいろいろおもしろいものがあるが、今年注目を浴びたのはGoogle。

Googleは、広告で売上を上げている会社だが、自社のCMはほとんど放送したいので有名。それが、スーパーボウルの前日に、エリック・シュミットCEOがTwitterで、「スーパーボウルの第3クォーターを見ろ。すごいことが起こるぞ」みたいなつぶやきをしたことで、GoogleのCMが流れることが判明。メディアは、こぞってCMの内容は、Chrome OSだ、Parisian Loveだ、いやいやNexus Oneだ、と言っていたが、結局Parisian Loveだった模様。

Parisian Loveは、検索ストーリーキャンペーンの1つで、パリに留学して、彼女を作って・・・というお話が検索ボックスだけで表現されているもの。検索ストーリーは、YouTubeで見ることができる。


検索ボックスのキーワードを下に並べてみた。
「study abroad paris france」(留学 パリ フランス)
「cafes near the louve」(ルーブルの近くのカフェ)[注:ルーブル(louvre)の綴りが間違っているがDid you mean(日本では、もしかして)]が機能している]
「translate tu es tres mignon」(翻訳 tu es tres mignon)[注:翻訳結果は、you're very cute]
「how to impress a french girl」(フランスの女性にもてるためには)
「chocolate shops paris france」(チョコレートショップ パリ フランス)
「what are truffles」(トリュフとは)
「who is truffaut」(トリュフォーって誰)[注:フランスの映画監督]
「long distance relationship advice」(遠距離恋愛のアドバイス)
「jobs in paris」(パリでの仕事)
「AA 120」(AA 120)[注:ニューヨークからパリへ行くアメリカン航空(AA)の120便]
「churches in paris」(パリの教会)
「how to assemble a crib」(ベビーベッドの組み立て方)

以前からYouTubeで流していた動画の使い回しじゃ、いまいちインパクトに欠けるがそれなりに好評だったらしい。

その他、おもしろかった動画。

Monster.comというおそらく求人サイトと思われる会社。ビーバーがヴァイオリンの仕事をMonster.comで探して、成功するお話


毎年それなりにおもしろいDoritos。吠えると電気が流れる首輪をした犬がその首輪を外してドリトスを食べている人に付け、吠える。人が倒れた隙にドリトスを犬が食べるというお話


独特の味のドクターペッパーのチェリー。へヴィメタバンドのKISSが同じメイクの子供たちと出演


CM一覧は、こちらでどうぞ。

2010年2月8日月曜日

トロイ

トロイ

監督:ウォルフガング・ペーターゼン
キャスト:ブラッド・ピット、エリック・バナ、オーランド・ブルーム、ショーン・ビーン

2004年


日曜洋画劇場でトロイを見た。以前も見たことあるが、真ん中あたりからだったので、イマイチ話の流れが分からなかったが、今回は開始20分くらいからだったので、少しはストーリーが分かった。が、やはり、なぜギリシャとトロイが戦争になったのかがぼんやりしている。そもそも、ギリシア神話のトロイヤ戦争を知らないのがいけないのか。

ブラッド・ピットは相変わらずかっこいいですな。ロード・オブ・ザ・リングで名をあげたオーリー(オーランド・ブルーム)はブラッド・ピットに比べるとまだまだヒヨッコって感じなのが印象的。しかし、オーリーの弓を構えるところはロード~で鍛えた(?)だけあってサマになっている。

ブリセイス役のローズ・バーン(って読みで良いのかな?Rose Byrne)が、結構かわいいね。スターウォーズ・エピソードIIのパドメ(ナタリー・ポートマン)の従者をやっていたとは、気がつかなかった。

これを機にギリシア神話とかトロイヤ戦争の本でも読んでみるかと思い、今日早速ギリシア神話の本を購入。次に読む予定。

2010年2月6日土曜日

入門Redmine

入門Redmine Linux/Windows対応

前田 剛 著

秀和システム


以前読んだPJ管理ツールのTrac(MyBlog/Amazon)とこの分野では双璧のRedmineの解説書。Tracの解説書と同様、簡単に読めてしまった。ただし、最後の方のリファレンスは流し読み。

Tracと比べて後発ということだが、機能的に特筆すべき特徴はないと思う。設定をほとんどWebでできることがTracと違うようだが、人によっては設定ファイルの方が良い人もいるとは思うが...

主な機能は、以下の通り
  • チケットの管理
  • ガントチャート
  • 工数管理
  • 集計機能
  • Subversionなどのソースコード管理システムとの連携
  • メール送信やRSSフィードの作成
Rubyで書かれているので、Rubyの勉強を兼ねてソースを読んだり、改造したりしてみようかな。

その前に、実際に使ってみて、Tracとの比較をしてみよう。

2010年2月4日木曜日

Google App Engine for Java

Google App Engine for Java [実践]クラウドシステム構築 (WEB+DB PRESS plus)

(株)グルージェント

技術評論社


Google App Engine for Java(GAE/J)の解説本。最初にクラウドの話があって、次からGAE/Jの本題に入る。まずQuota(割り当て)/Limit(制限)の説明だが、ここはこんな制約があるんだな程度でも良いと思う。その後、開発手順やテスト、データストアや各種サービスAPIの説明に加えてGoogleの他のサービスとの連携方法や有償での追加リソースの話がある。サンプルプログラムは少なめだが、分かりやすく物足りなさはない。Javaでの開発(特にサーバサイドJava)の経験がないと読むのは難しいかもしれない(もっともサーバサイドJavaを知らない人がいきなりGAE/Jの本を読むとは思わないが...)

Python版のGAEは知らないのでなんとも言えないが、感心したのは2点。
1点目は、Eclipseで開発できるのは当たり前としても、テストについて十分考えられていること。ローカル環境でほぼテストができてしまう。もちろん、ローカル環境ではできない処理があるので、そこは注意が必要だ(メール送信など)。また、実環境(クラウド環境)でもバージョンの概念があるので、デフォルトバージョンは本番で違うバージョンをステージング(最終テスト)用として運用できる。

2点目は、GAE/J特有の処理も実際のAPIをラップした形で提供されていること。データストア(BigTable)の利用などは、専用APIを使うものと思っていたが、JDOなどのデータストアAPIがそのまま使える。これは、データストアAPIに親しんだ開発者にとっては非常にやりやすいと思う。メール送信も同様で覚えることが少なくて済むのは良いことだ。ただし、データストアは今まで利用していたDBのつもりで使うとパフォーマンスなどいろいろ問題がでる。通常のDBではデータを登録、取出し時に加工するのが普通だが、BigTableでは書き込み時に加工、取出しのみ、と考え方を変えなければならない。またAPIは、Low Level APIというもっと細かい設定を自分で行うためのAPIも用意されている。処理内容やパフォーマンスなど勘案して、使い分けをすると良いだろう。

本書は、非常に簡潔にまとまっており、GAE/Jを最初に勉強するには良い本だと思う。他のGAE/Jの本を読んだことがないので、なんとも言えないが、まず最初の1冊として良いとだろう。

2010年2月3日水曜日

1/30のSmaStation!!

1/30のSmaStationは、「大人がハマった好きなベストハリウッド俳優25」というのをやっていた。気付くのが遅くて20位くらいから見たのだが...

まずは、25位から順に結果を。
  • 25: ジョン・トラボルタ
  • 24: ロバート・デ・ニーロ
  • 23: マイケル・J・フォックス
  • 22: マット・デイモン
  • 21: アル・パチーノ
  • 20: ショーン・ペン
  • 19: アンソニー・ホプキンス
  • 18: ケビン・コスナー
  • 17: オーランド・ブルーム
  • 16: ロバート・レッドフォード
  • 15: エディ・マーフィー
  • 14: ブルース・ウィリス
  • 13: クリント・イーストウッド
  • 12: シルベスタ・スタローン
  • 11: ヒュー・グラント
  • 10: ダスティン・ホフマン
  • 09: キアヌ・リーブス
  • 08: ウィル・スミス
  • 07: トム・ハンクス
  • 06: ブラッド・ピット
  • 05: レオナルド・ディカプリオ
  • 04: アーノルド・シュワルツェネッガー
  • 03: トム・クルーズ
  • 02: リチャード・ギア
  • 01: ジョニー・デップ
20代から50代の人のアンケートらしいので、若い人から結構な年の人まで様々な25人という結果。若干古めの人が多い気がするが、マット・デイモンやオーリー(オーランド・ブルーム)といった若手もいる。4位にシュワちゃん知事がいるのはちょっと驚きだ。1位のジョニー・デップは、最近の活躍を見れば当然なんだろう。

で、一番驚きなのは、25位までにジョージ・クルーニー兄貴が入っていないこと。オーシャンズシリーズで話題になったし、2005年のアカデミー助演男優賞受賞、監督賞はノミネートとか、結構活躍しているんだけどな。ファンも多いと思うし。ジョージ・クルーニーは何位だったんだろう。