日本時間2/8の朝にアメリカプロフットボールのチャンピオン決定戦のスーパーボウルが開幕。録画したので後で試合はじっくり見るとして、ここではスーパーボウルのCMの話。
スーパーボウルは、全米で最も多くの人が見るテレビ番組だけにCM料も30秒250万ドルとか言われる。各社は、スーパーボウル用のCMを作成したりして、毎年マーケティング業界ではスーパーボウルのCMの話題になるようだ。最も有名なのは1984年のAppleの伝説的なCMで、この数日後にMacintoshを発売した。去年のブログで紹介した下着のCMとかペプシとかいろいろおもしろいものがあるが、今年注目を浴びたのはGoogle。
Googleは、広告で売上を上げている会社だが、自社のCMはほとんど放送したいので有名。それが、スーパーボウルの前日に、エリック・シュミットCEOがTwitterで、「スーパーボウルの第3クォーターを見ろ。すごいことが起こるぞ」みたいなつぶやきをしたことで、GoogleのCMが流れることが判明。メディアは、こぞってCMの内容は、Chrome OSだ、Parisian Loveだ、いやいやNexus Oneだ、と言っていたが、結局Parisian Loveだった模様。
Parisian Loveは、検索ストーリーキャンペーンの1つで、パリに留学して、彼女を作って・・・というお話が検索ボックスだけで表現されているもの。検索ストーリーは、YouTubeで見ることができる。
検索ボックスのキーワードを下に並べてみた。
「study abroad paris france」(留学 パリ フランス)
「cafes near the louve」(ルーブルの近くのカフェ)[注:ルーブル(louvre)の綴りが間違っているがDid you mean(日本では、もしかして)]が機能している]
「translate tu es tres mignon」(翻訳 tu es tres mignon)[注:翻訳結果は、you're very cute]
「how to impress a french girl」(フランスの女性にもてるためには)
「chocolate shops paris france」(チョコレートショップ パリ フランス)
「what are truffles」(トリュフとは)
「who is truffaut」(トリュフォーって誰)[注:フランスの映画監督]
「long distance relationship advice」(遠距離恋愛のアドバイス)
「jobs in paris」(パリでの仕事)
「AA 120」(AA 120)[注:ニューヨークからパリへ行くアメリカン航空(AA)の120便]
「churches in paris」(パリの教会)
「how to assemble a crib」(ベビーベッドの組み立て方)
以前からYouTubeで流していた動画の使い回しじゃ、いまいちインパクトに欠けるがそれなりに好評だったらしい。
その他、おもしろかった動画。
Monster.comというおそらく求人サイトと思われる会社。ビーバーがヴァイオリンの仕事をMonster.comで探して、成功するお話
毎年それなりにおもしろいDoritos。吠えると電気が流れる首輪をした犬がその首輪を外してドリトスを食べている人に付け、吠える。人が倒れた隙にドリトスを犬が食べるというお話
独特の味のドクターペッパーのチェリー。へヴィメタバンドのKISSが同じメイクの子供たちと出演
CM一覧は、こちらでどうぞ。
2010年2月9日火曜日
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