2009年7月20日月曜日

サーバ/インフラを支える技術

[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ‾スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用

安井 真伸、横川 和哉、ひろせ まさあき、伊藤 直也、田中 慎司、勝見 祐己 著

技術評論社

サーバ/インフラに関する、構築、運用、チューニング、トラブルシュートなどを実践的に解説している本。執筆陣は、はてなやKLabの実際のサーバエンジニアだけに説得力あり。

自分の専門はサーバやインフラではなく、アプリケーション側なので、直接は関係ないが本書に書いてあることは最低限知っている必要はあるとは思う。もっとも基本的な(ベースとなる)サーバやインフラについてどのような構成になっているか知らないではお粗末過ぎる。どんなエンジニアでも一読すべし。

内容は、ざっとこんな感じ。
  • 冗長化の基本(Webサーバ、ロードバランサ、ルータの冗長化)
  • 冗長化、負荷分散の応用(リバースプロキシ、キャッシュサーバ、MySQLのレプリ、)
  • 更なる冗長化(DNSサーバ、ストレージサーバ、ネットワークの冗長化)
  • チューニング(サーバ負荷、ApacheやMySQLのチューニング)
  • 省力運用(稼動監視、モニタリング、ネットワークブート、リモートメンテ、ログの取り扱い)
  • 実例の紹介(はてなのなかみ、DSASのなかみ)

自分への備忘録(紹介されていたツールなど)
  • keepalived(ロードバランサ)
  • mod_proxy、mod_proxy_http(リバースプロシキ)
  • Squid(キャッシュサーバ)
  • Nagios(稼動監視)
  • Ganglia(サーバリソースのモニタリング)
  • Puppet(サーバ設定の自動化ツール)
  • daemntools(デーモンの稼動管理)

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