斎藤 孝 著
ちくま新書
「声に出して読みたい日本語」で有名な我が母校の教授(ただし学部は違う)、斉藤孝さんの著書。
以前、「コメント力―「できる人」はここがちがう」という本を読んだがなかなか良かった記憶がある。似た本に、段取り力、質問力、恋愛力などがあり、読んでみたいと感じていた。
本書は、上記の本より前に出版されたもので、「まねる力(盗む力)」、「コメント力(質問力)」、「段取り力」ができる人は他の人と違う部分と言っている。おそらく、本書が全体について書かれており、個別の話をそれぞれの本として切り出したものだと思われる。
本書では、親から子へ伝えるべきことは、「上達の普遍的な論理」と述べており、上達のコツや秘訣を知っていると、勉強でも仕事でもスポーツでも、成功すると 言っている。この上達の普遍的な論理に必要な要素が、先の「まねる力」「コメント力」「段取り力」というわけ。この3つの力に加えて「あこがれ」でベクト ルを増幅し、自分の「スタイル」を作ることをゴールとしている。
例がたくさんあり、理解しやすいが、何を言いたいのか焦点がぼやけてしまっている気がする(特に後半)。いろいろなキーワードが出てくるが、最初の3つに尽きるのだろうし、それしか残らなかった(良いのか悪いのか...)。
以前、「コメント力―「できる人」はここがちがう」という本を読んだがなかなか良かった記憶がある。似た本に、段取り力、質問力、恋愛力などがあり、読んでみたいと感じていた。
本書は、上記の本より前に出版されたもので、「まねる力(盗む力)」、「コメント力(質問力)」、「段取り力」ができる人は他の人と違う部分と言っている。おそらく、本書が全体について書かれており、個別の話をそれぞれの本として切り出したものだと思われる。
本書では、親から子へ伝えるべきことは、「上達の普遍的な論理」と述べており、上達のコツや秘訣を知っていると、勉強でも仕事でもスポーツでも、成功すると 言っている。この上達の普遍的な論理に必要な要素が、先の「まねる力」「コメント力」「段取り力」というわけ。この3つの力に加えて「あこがれ」でベクト ルを増幅し、自分の「スタイル」を作ることをゴールとしている。
例がたくさんあり、理解しやすいが、何を言いたいのか焦点がぼやけてしまっている気がする(特に後半)。いろいろなキーワードが出てくるが、最初の3つに尽きるのだろうし、それしか残らなかった(良いのか悪いのか...)。
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