2008年12月31日水曜日

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

東野 圭吾

文藝春秋


ガリレオシリーズ3作目。初の長編。

肝心なところが書かれていないので、読者がこのトリックを見つけるのは不可能だが、警察と容疑者、そしてガリレオの3者が複雑に絡み合う流れはなかなかおもしろい。内容と同様、精緻に組み立てられているという印象かな。

映画では堤真一が出ているようだけど、ちょっとイメージとは違うと思う。でも、ドラマからしてオリジナルキャラクターを追加して設定を変えているようなので、これはこれで良いのかな。

4作目、5作目も文庫が出たら読もう。早く出ないかな。

0 件のコメント: