珠玉のプログラミング―本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造
Jon Bentley 著
小林 健一郎 訳
ピアソンエデュケーション
いくつかの題材について、メモリ使用量が制限された状態での実装や速度改善などのヒントや実例などを紹介している。内容的にはアルゴリズムとデータ構造によってこんなコーディングもできるんだぞと教えてくれておもしろいが、私の感覚に合わないのか、読みにくいというかちゃんと頭に入って来ないような感じがして、100%面白みを感じられなかった。
内容的にはおもしろいと言ったが、ソートとサーチの題材が多い気がした。もう少し、いろいろなお題だともっと良かったと思う。第二版ということで、時代にそぐわない部分は書き直したようだが、メモリの制限などすでに時代遅れになっているところもあったと思う。まぁ、2000年発行なのでそれなりに時間が経過している訳なのでどうこう言えないのだが(読むのが遅いと言われそう...)。
コンパイラの最適化とか若干BinaryHacks(MyBlog/Amazon)に通じるところがあるので、C/C++を知ってないとちゃんと読めないので注意が必要。
ところで、珠玉って「しゅぎょく」と読むのね。「じゅぎょく」だと思っていた。どうりで変換されないわけだ。
2008年12月17日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿