2008年12月16日火曜日

IT業界のレイオフ

アメリカの金融危機に始まった景気後退で、多くの企業がレイオフを行うことが最近話題になっている。日本では日本IBMやソニーのニュースが先日賑わせていたが、アメリカのIT業界もレイオフの嵐が吹き荒れているようだ。

CNETのTech layoffs: The scorecardでは最近どれだけレイオフが行われているかがわかる。
以下、有名どころを
HP 24,600人 (3年間で?)
Sony 16,000人
AT&T 12,000;4%
Dell 8,900人
Sun 6,000人;15-18%
Motorola 3,000人
Xerox 3,000人
Yahoo 1,520人
Palm 1,050人;10%
eBay 1,000人
Nokia 600人
Adobe 600人
AMD 500人;3%
RealNetwork 130人;7%
LinkedIn 36人;10%
Akamai 7%
Six Apart 8%
Bit Torrent 50%
大企業はレイオフの人数も大きい。しかし、有名なベンチャーのLinkedIn、SixApart、BitTorrentなどもレイオフを発表しており、この業界どの会社にいても安泰とはいえなさそう。こんな大規模にレイオフされてもこのご時勢そう簡単に再就職先がきまるとは思えない。他人事ながら今後どうされるのでしょうか? うちの会社(と親会社)は大丈夫なんだろうか?

ところで、Yahooはレイオフ対象の従業員に手厚い処遇を用意しているらしい。CNET Japanの記事によると...
2月13日までに新しい職を見つけられない場合、Yahooの名誉を傷つける行為をしていなければ、2~3カ月、また場合により4カ月の解雇手当一括払いを受けることができるという。
れらに加えて、勤続年数5年につき1カ月分の解雇手当が追加支給されるという。
レイオフされても会社の悪口を言わなければ、「ちょっと」だけ良いことがあるってことか。Twitterではレイオフされた人の生々しい書き込みが多くあるらしい。書き込みは良いけど、悪口はやめた方が身のためですね。

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