1/25(日)の夜、テレビ東京の「みゅーじん/音遊人」という番組で神保彰を取り上げていた。
彼は、カシオペアというフュージョングループの元ドラマーで、世界的に有名な人だ。以前、2回ほど六本木の比較的小さなライブハウスでのワンマンオーケストラに行ったことがある。確か2002年とその前後どちらかくらい。日韓ワールドカップの話をしていたのを覚えている。
で、神保彰のワンマンオーケストラとはなんだ?と思うかもしれないが、これはすごいシステム(ドラム・トリガー・システム)だ。ドラムを叩いているだけなのに、リズムだけでなく、メロディも伴奏もあり、ちゃんと曲になっている。でも、すべて生演奏。
仕掛けはこうだ。各太鼓やシンバルにセンサーがあり、叩くとセンサーが反応して、事前に記録されている音が同時に出る。例えばスネアを4回叩くとスネアの 音と同時に「ドレミファ」とシンセサイザーの音が出る。これをすべての太鼓やシンバルに対してリズムと合わせるように音を設定していけばちゃんとした曲に なるという訳。すべての音が順番に記録されているので、叩き間違いが1つでもあると成立しないということで、神保彰じゃないとできないだろう。
ワンマンオーケストラでの定番は、Mission Impossibleのテーマ曲や007のテーマ曲。最近は、Pirates Of Caribianのテーマ曲なんかもやっているみたい。ライブでは歌謡曲や童謡、オリジナルなんかも演奏していた。
以前ライブに行ったときも小さめのライブハウスで観客からドラムセットがよく見えるようになっていたが、照明での演出は一切なしでドラムがよく見えるようにしたステージなのは今でも変わらないらしい。
その他、熱帯JAZZ楽団とかテリー・ボジオとのドラムセッションなどおもしろい映像も見られた。テリー・ボジオのドラムセットは異常だな。あんなのあり?
番組の最後には太鼓の達人に挑戦。残念ながらクリアできず。神保にあれをやらせるとは...
2009年1月27日火曜日
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