ロスト・シンボル 下
ダン・ブラウン 著
越前 敏弥 訳
角川書店
ロストシンボル下巻。上巻と同じくスピード感はそのままでワシントンDCにある歴史的建造物や美術作品、それらのウンチクが詰まっている。謎解きもエッ!と思わせるもので、おもしろい。
しかし、エンディングはちょっと期待はずれか。ネタバレになるので言えないが、事件そのものが解決した後のフリーメイソンの秘密が何なのかについては、イマイチだった。
前2作の舞台であるローマやパリに比べて、ワシントンDCは建造物や美術品について、いかにも地味な印象を受けるが、実際はそうではないことがわかった。ローマ、パリは訪れたことがあるが、ワシントンDCにも行ってみたいと思わせる作品だった。オープニングとエンディングにやや難があるが、全体的にはおもしろい。フリーメイソンについても勉強したくなってしまった。
2010年5月11日火曜日
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