2010年12月12日日曜日

食える数学

 食える数学

神永 正博 著

ディスカヴァー・トゥエンティワン



数学を勉強して何になるの?という疑問に答えている本。ちょっと違うかもしれないが...。自分は、高校まで数学大好き人間だったが、大学の数学ですっかり挫折した。大学は情報系だったが、理論ではなく、ソフトウェアの実践系のゼミだったので、数学ができなくても困ることはなく過ごした。

本書では、数学はどのようなシーンで使われているかの具体例やどのように専門家ではない人が数学とつきあうかが書かれている。

本書にも書かれているが、数学の理論や公式、証明ができても、現実の世界で応用ができなければ何の役にも立たない。数学の知識を現実の世界に適用させるのが専門家の腕の見せ所だ。

まぁ、数学というと拒否反応を示す人も多いかもしれないが、数学にもいろんな分野もあるし、生活に密着したようなものもあるので、自分の興味のある分野を見つけられれば、大人のたしなみとしておもしろいのではないかと思う。

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