女子大生会計士の事件簿 DX.6 ラストダンスは私に
山田 真哉 著
角川文庫
数年前、会計なんて最も興味ない分野だと思っていたときに奥さんがこの本のDX1を買ってきた。なぜ買ったのかは知らないけれど、ストーリー仕立てになっているので、分かりやすそうだと思って読んでみたら...
本書はDX6。おそらくすべて読んだと思う。いや、1冊くらいは抜けているかも。会計に興味がなかった私がこんなに読めるんだから、普通の社会人や学生さん(もちろん会計に興味のない人も)みんな楽しんで読めるだろう。
本書は、最終巻ということで、今までとちょっと違う雰囲気があったような。やはり、一番気になるのは、萌さんとカッキーの関係(会計の話題じゃなくて?)。この気になるところをうまく表現しつつ、もちろん会計の話もしっかりあって、なかなかおもしろい1冊となっている。
著者の山田さんは、公認会計士だけでなく、作家としてもご活躍されていて(このシリーズだけでなく何冊かの執筆がある)、マルチな才能の持ち主。文才がない私としては、うらやましい限りだ。
いつか、萌さんとカッキーのその後の作品をお願いしたい。
2010年6月8日火曜日
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