GroupA
順位 チーム 試合数 勝 分 負 勝ち点 得失点差
1. ウルグアイ 3 2 1 0 7 4
2. メキシコ 3 1 1 1 4 1
3. 南アフリカ 3 1 1 1 4 -2
4. フランス 3 0 1 2 1 -3
監督批判でチームを追放になったアネルカに象徴されるようにフランスは、チームとして機能せず1分2敗でグループリーグ敗退。前回大会での準優勝チームとは思えないふがいなさだった。また、開催国の南アフリカもグループリーグ敗退。開催国でグループリーグ突破できなかったチームは初とのこと。ウルグアイは、堅守を披露し、無失点で決勝トーナメント進出。メキシコは、南アフリカと勝ち点で並ばれたが得失点差で決勝トーナメント進出を決めた。
GroupB
順位 チーム 試合数 勝 分 負 勝ち点 得失点差
1. アルゼンチン 3 3 0 0 9 6
2. 韓国 3 1 1 1 4 -1
3. ギリシャ 3 1 0 2 3 -3
4. ナイジェリア 3 0 1 2 1 -2
アルゼンチンはメッシを中心に高い攻撃力で好調。ベロン、エインセなどベテランとメッシ、テベスなど若手などのバランスも良い。韓国はアルゼンチンには大敗したが、アグレッシブな戦い方で2002年大会以来の決勝トーナメント進出。同じアジア勢としてがんばってもらいたい。
GroupC
順位 チーム 試合数 勝 分 負 勝ち点 得失点差
1. アメリカ 3 1 2 0 5 1
2. イングランド 3 1 2 0 5 1
3. スロベニア 3 1 1 1 4 0
4. アルジェリア 3 0 1 2 1 -2
2戦終わって2分けと勝ち星なしのイングランドは、3戦目に虎の子の1点を守って初勝利。これで、グループ2位に滑り込んで決勝トーナメント進出。アメリカも3戦目に勝って1抜け。逆に2戦終わって1位のスロベニアはイングランドに負けてグループリーグ敗退と残念な結果となった。
GroupD
順位 チーム 試合数 勝 分 負 勝ち点 得失点差
1. ドイツ 3 2 0 1 6 4
2. ガーナ 3 1 1 1 4 0
3. オーストラリア 3 1 1 1 4 -3
4. セルビア 3 1 0 2 3 -1
アフリカ勢で好調のガーナはドイツに敗れるも得失点差で決勝トーナメント進出。ドイツは、得点源のクローゼが出場停止ながら、1位突破と意地を見せた。
GroupE
順位 チーム 試合数 勝 分 負 勝ち点 得失点差
1. オランダ 3 3 0 0 9 4
2. 日本 3 2 0 1 6 2
3. デンマーク 3 1 0 2 3 -3
4. カメルーン 3 0 0 3 0 -3
日本はデンマークに快勝し、2002年以来の決勝トーナメント進出。前2試合に比べて守備を破られるシーンが多く危険な香りが漂ったが、前半の良い時間帯にFKからの2得点で優位に進められた。オランダは2試合終わったところで決勝トーナメント進出を決めていたが、3戦目も勝利と好調を見せつけた。カメルーンは、エトーががんばっていたが期待ほどではなく、あえなく3敗。
GroupF
順位 チーム 試合数 勝 分 負 勝ち点 得失点差
1. パラグアイ 3 1 2 0 5 2
2. スロバキア 3 1 1 1 4 -1
3. ニュージーランド 3 0 3 0 3 0
4. イタリア 3 0 2 1 2 -1
イタリアの不調で4チームの力が拮抗していたグループ。イタリアはスロバキアに3失点で敗れ、1勝もできずに敗退。逆にスロバキアは勝ち点3を積み上げて決勝トーナメント進出。パラグアイは手堅い試合運びで1位通過。
GroupG
順位 チーム 試合数 勝 分 負 勝ち点 得失点差
1. ブラジル 3 2 1 0 7 3
2. ポルトガル 3 1 2 0 5 7
3. コードジボワール 3 1 1 1 4 1
4. 北朝鮮 3 0 0 3 0 -11
死のグループを称されるグループではあったが、ブラジルは余裕と感じさてグループリーグ突破。しかし、3戦目のポルトガル戦はカカが出場停止だからか攻撃力に怖さがなかった。そのポルトガルは、攻撃力はあるが強豪国相手では鳴りを潜めてブラジル、コートジボワールには引き分け。決勝トーナメントではどこまでその攻撃力を見せられるか。コートジボワールは、ドログバの故障や組分けに恵まれずグループリーグ敗退。他のグループなら突破だった可能性が高い。
GroupH
順位 チーム 試合数 勝 分 負 勝ち点 得失点差
1. スペイン 3 2 0 1 6 2
2. チリ 3 2 0 1 6 1
3. スイス 3 1 1 1 4 0
4. ホンジュラス 3 0 1 2 1 -3
スペインはワールドカップ前35戦負けなし(直前12戦勝中)という良い状態で臨んだ緒戦スイスの堅守に敗れる波乱。しかし、そのごは立て直し1位通過。スイスはスペインに勝ったもののその後が続かずグループリーグ敗退。チリは着実に勝ちを重ねてグループ2位で通過。
全体的に見ると今大会の特徴は以下となる。
- ヨーロッパ強豪チームが低調(フランス、イタリアの前大会決勝進出チームがグループリーグ敗退、イングランドは薄氷を踏む思いで突破、ドイツ、スペインは結果だけ見るとよさそうだが格下に敗れるなど調子はイマイチか)
- アフリカ勢もぱっとしない(グループリーグ突破はガーナのみ)
- 南米、ヨーロッパの中堅クラスが好調
- 退場者が多い(審判が目立つ試合が多く感じる)
決勝トーナメントはどんなドラマが生まれるのだろうか?
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