基礎から学ぶ Android SDK
吉井 博史 著
シーアンドアール研究所
Androidでアプリ作成方法を学べる本。タイトル通り基礎から勉強できる。ただし、JavaやEclipseについての解説はないので、知らない場合は別の書籍やWebサイトなどで事前に勉強する必要はある。
内容は、基本のUIの設計や画面間でのデータの受渡し方法、ファイル出力、サウンド再生、バイブレーションなどを使って、スケジュールアプリを作成するところから始まる。次のRSSリーダアプリでWebページへのアクセスやDBアクセスを学ぶ。さらに、Googleマップ、スマートフォン特有のデバイス(カメラ、各種センサー)、ウィジェット、テキストスピーチまでサンプルアプリが紹介されている。
途中まで読むと作り方のパターンはわかってくるし、UI周りはAWTによく似ているので、大きな戸惑いもなく読み進めることができた。途中から流し読みっぽくしたが、ポイントはおさえているつもり。まぁ、今すぐAndroidアプリを作成する必要はないので、アプリの作成手順や雰囲気を知りたかったのでちょうど良かった。実際に作る必要性が出てきたら、オンラインのドキュメントを読みながらコーディングすれば大丈夫でしょう。
ちょっと誤字が目に付いたけど、Androidアプリ開発未経験でこれからAndroidアプリを開発しようとしている人は一度読んだ方がいいと思う。
2011年2月15日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿